FC2ブログ
2020/03 ≪  2020/04 123456789101112131415161718192021222324252627282930  ≫ 2020/05
☆便利な不便と、不便な便利☆
2012/04/27(Fri)
戸外でからだを動かすと、頭も心も休まると同時に、いつもと異なるスイッチが入って生き生きと活動を始める。山歩きを始めたときの発見だった。

私の祖父祖母の時代、ずいぶん遠いところまで平気で歩いて移動していた。戸外での肉体を使った労働も多く、それは不便でたいへん苦労な時代に思われる反面、間が抜けてのんびりした時代のことのようにも思われる。
しかし実際にはそうではなかったろう。
戸外での労働は体を動かす苦しさと同時に、体を動かす喜びももたらしてくれていたはずだ。
それはまた気晴らしでもありうる。自然の厳しさを味わいながら、季節の移り変わりや自然との一体感を感じ取っていただろう。機械にたよるわけにもいかないから、のんびりどころか頭も感覚も今よりフルにはたらかせていた生活だったはず。

車の運転や、パソコンの前に座って仕事をするのは、一見ラクに思われるが、やってみればあれほどツラい労働もなく、心身ともに消耗が激しいのである。
エアコンで平均化された気温の中で、皮膚感覚をはたらかせることもほとんどない。
自分の感覚をたよりにしてものごとを決めるのではなく、感覚はむしろ封鎖して、上下関係で決められたことを決められたようにやれと要求される空間に一日閉じ込められている。景色も見えず、鳥の声も聞かれない。オフィスワークで生きものとしての人間が健全で幸せな生活を送れるのか、はなはだ疑問にもなる。

「現代は便利でけっこうな時代」といわれたり、「現代人はストレスをかかえて大変なんだ」といわれたりして、昔と比べてどっちが「けっこうな時代」なんだか、足して二で割ったらちょうどになるんだかならないんだか、さっぱり分からない。
人は幸せを追及するために、生きて労働するというのは、きれいごとすぎるだろうか。
昔の人の写真と、今の人の写真で比べてみる。
どちらの人間がいい顔をしているように見えるか、客観的に見て自分で決めればいい。
スポンサーサイト



この記事のURL | キャンプ生活 | CM(0) | TB(0) | ▲ top
コメント
コメントの投稿













管理者にだけ表示を許可する


▲ top

トラックバック
トラックバックURL
→http://soutai007.blog32.fc2.com/tb.php/998-c23a83d9

| メイン |