FC2ブログ
2019 12 ≪  01月 12345678910111213141516171819202122232425262728293031  ≫ 2020 02
自分の身体のかじ取りを、身につける
2012/01/27(Fri)
嵐の可能性は至るところにあるのだが、絶妙なタイミングで嵐を避け、都合のよいところにばかりに流れてゆく。小舟に乗っている私は何もごちゃごちゃ考えない。あぶないタイミングでよけた嵐のことに気づきさえしない。

こんな理想の実現は、かなりむずかしいだろう。
小舟に乗った私が舟をあやつることを知らなかったら。天候を読み取るということを知らなかったら。嵐が起こる場所へとこれから突っ込んでゆくのも知らないで、平気な顔でいるだろう。ただここにじっと座っていれば、自分の都合のよいところへ流れ着く。都合のよいように連れて行ってもらえる。嵐のほうから避けてくれる。そう信じて疑わないだろう。

日常という大海原に漂う小舟に乗って、私はどこへゆこうというのか。
風を読むことはできても、風の流れは変えられない。風の流れをつくる原理、自然の法則を書き換えることは恐らく誰にもできまい。
何が起きてもじっと小舟にしがみついて漂っているだけというのもわるくない。
漂っているうちに、風を読みとることも身につけていって、選択の自由をどこまで行使できるようになるか、チャレンジするのもわるくない。無意識にとっていた行動が、少しずつ意識的な行動へと組み込んでゆけるようになる。

どんな行動にも選択の自由がないわけではない。自分で決めて自分で選ぶことができるかどうか。その方法を身につけられるかどうか。
ヘタに選ぶくらいなら、波が大きくなって舟が揺れても傾いても、じっとしがみついていればそこそこのところでとどまってくれる。いずれどの航海も、いつかは終わる。舟は朽ち、バラバラになって海のもくずとなる。それが自然というものだろう。
「いずれこの舟は海のもくずとなる定めだ」。そう見きわめて、開き直る。
バカになりきるっていうのはそういうことだろう。

半ぱなバカ。半バカが一番よくない、と師匠は言う。
波の乱れに舟がかたむくたびに、いちいち不安になる。「どうにかできるはずだ」「どうにかしなければ」などとその時だけは思うが、不安感情にあおられるだけのこと。風の読み取りかた一つ身につけていない者には選択の余地はほとんどないだろう。
揺れる舟にしがみついていることに耐えられず、自分から海中へ飛び込む者も少なくない。
自分は操縦はムリと決めつけて、だれかにかじ取りをまかせてみるが、いずれにせよ舟は揺れるし、朽ちるのである。自分でかじを握る勇気が足りなくて、不安な日々を送ることを選択する者は大勢。

他人に舟があやつれるのだったら、あやつる方法はあるのだから、上手下手はあっても誰でも自分の舟のかじ取りは多少なりともできるのである。
舟は、あやつることができるものであるということが分かればいい。舟をあやつることは自分にもできるんだということを信じることができていさえすれば、いずれは分かる。
自分以外に助けを求めるか。自分自身に向かって助けを求めるか。そこが運命の分かれ道だ。


※操体法は自力療法です。自分で動きながら、自律神経本来の働きを取り戻します。自分にとって気持ちのよい動きを見つけ、ちょうどよい加減で動くことを身につけます。
九州・福岡市内にて、誰でも参加できる定例の講習会(参加費二千円)、少人数で申し込めるプライベート講習や個別などを開いています。
お問い合わせ メール freeyourself.sotai★docomo.ne.jp (★を@に)もしくは080-1720-1097(山下)まで。
スポンサーサイト



この記事のURL | 自然法則 | CM(0) | TB(0) | ▲ top
コメント
コメントの投稿















管理者にだけ表示を許可する


▲ top

トラックバック
トラックバックURL
→http://soutai007.blog32.fc2.com/tb.php/899-5f49ab27

| メイン |