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神経を直接ねらう。神経につかさどられた宇宙。この人体。-福岡操体法スタジオの講習会 freeyourself.sotai☆docomo.ne.jp(☆→@)-
2011/10/19(Wed)
神経の及ばないことなど、体の中どこをさがしても見つからない。体で起こることのもとをたどってゆけば、神経のつかさどる世界でのできごとだ。
健康法とか呼吸法とか、手術だとか薬だとか高度医療だとか、そういうのもまた、ご本人の神経の働きあってのこと。「これからこの体を助けてやるんだ」とか、「これから体に正しいことを教えてやるんだ」みたいな意識でやられると、妙なことになり、時には痛い目にあうこともある。

神経の働きは自分の意識で「こうしろ」「ああしろ」と操作できるものではない。
操作できるものではないものを、操作できないかなというのが、私の長年のこころみだ。
しかし細かく考えてみると、それは少々無謀なことでもある。
たとえば呼吸法をやるといったって、自律神経によって自動的に行われる呼吸のほうが圧倒的に多い。日々休みなく24時間、何年何十年と続けてきたのに対し、呼吸法の実行はせいぜい5分や10分。たとえがんばって毎日30分60分と取り組んだとしても、そのくらいのことでいったい何がどうなるというのか。

まちがった取組みにならないようにするためには生きた自分の体との情報交換をこころみる以外にないのだが、「自分は呼吸法をやっている」という意識はプラセボを生じる。あるていど期待あってのだから、生きた自分の体との情報交換といっても、心身両面でさまざまな影響を考慮してのこと。単純にはいかない。
意識的なこころみによって「効いた」というほうがむしろ不思議である。外界からさまざまな刺激とさまざまな変化に常にさらされる私たちである。個人差もある。何の要因で、何がどうもたらされたか、判断するのは用意ではない。なぜ効果がもたらされたといえるのか。その根拠が分かれば再現できるはずだし、再現されないとすれば、再現されない根拠が示される必要がある。
それが説明もできないようでは、「効いた」という判断そのものが信用ならないと言われてもしょうがない。

私が操体法に強く関心を寄せるのは、個人差のある体、変化してやまないこの身体にいつでも対応できるからである。本人の神経に直接働きかけることができるという点で、消化力や体質のことなど、多くの複雑にからみあった要素をスッパリ回避できる。本人の状態にあわせて筋肉をゆるめ、神経の働きが直接に改善されることで、本人も「あれ? 痛くない」などとその場できちんと変化を確認できる。

ぱあっと来ては、ぱあっと通り過ぎる、効いたか効かなかったかよく分からないような治療法や健康法。そのお祭り騒ぎの連続の中に、私もずいぶん参加した。手間も時間も使い、後遺症めいたものまでかかえている。
日本人は祭り好きな民族というから、「祭りだ」と割り切って楽しむのなら、それはそれでご自由ということになる。しかし「あれはお祭りでした」では困る人もいるだろう。

体や命のことは取り返しのつかないものだ。たとえ「お祭り」のつもりであっても、木刀ではない。切れば血の出る真剣勝負。考えてみれば生まれたその瞬間から生死をかけた一本勝負は始まっていたのである。



※操体法は自分で動きながら運動神経と感覚神経とを同時にはたらかせ、自律神経本来の働きを取り戻す運動療法です。自分にとって気持ちのよい動きを見つけ、ちょうどよい加減で動きます。
九州・福岡市内にて講習を行っております。自分の体の調整をおぼえながら、自分なりの活動を始めている方もいます。誰でも参加できる定例の講習会(参加費二千円)、少人数で申し込めるプライベート講習や個別もあります。
あなたもいっしょにやってみませんか。
お問い合わせ メール freeyourself.sotai★docomo.ne.jp (★を@に)もしくは080-1720-1097(山下)まで。
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コメント
- いまじんさんへ。個人的には混沌としたところが好きです。 -
古い打撲のことで巡礼みたいにめぐっていた時期がありました。神がかり的なところを身内に勧められて行ったことも…。自分の理解を超えた人に会い、よく理解できない話を聞いてくるのが刺激になりました。腕や技術はどうだったか、今となっては分かりませんが、何が大切で、何が大切でないのか、考えさせられるチャンスであったと、今は思います。
人間て、思うようには、なかなかならない。思うようにはなってないですよね! まっすぐにいかないし、白黒ハッキリもしないし。そういうところをおもしろがるくらいが自分にはちょうどいいように思う。
2011/10/21 06:52  | URL | 山下えつ子 #-[ 編集] ▲ top
-  -
頭脳社会を生きてきて、随分人間の本来持ってる力が退化してるような気がします。
僕も、色んな療法や治療院を試し、生薬の会社に勤めた時は営業で、治療院を回ってましたが、けして腕のいい先生に、お客がつくのでは無い事を知り、カリスマほど、人を依存させて集金システムを作り、繁盛させてる…
何だかがっかりしたのと、どんなに名医でも病気は治せない事を知りました。
まぁ、そのおかげで、色んな事を勉強出来て良かったんですが…

今では、人間の本来持ってる能力や、内なる叡知?の凄さに、感動し大自然が師匠に、なりました…

依存では無く、自立と言う自ら変化させる時に、操体法は、
効果的ですね…

2011/10/20 04:27  | URL | ミズサキ #-[ 編集] ▲ top
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