体調の上下の波。その繰り返しのゆきつく先は-福岡操体法の講習会 freeyourself.sotai★docomo.ne.jp(★→@)-
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2011/09/22(Thu)
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今日は朝からさえないとか、昨日より体調がよいだとか、そういうことならまだ分かる。しかし自分の体調を長期的に見て上昇気味か下降気味か、はたまた維持されているのかを判断するのは決してカンタンではない。
検査の数値は行き当たりばったりの感をまぬがれない。その日その時の数値が基準をはずれれば「ハズレだから体がおわるいです」。別の日に数値が変われば「今日は当たり。大丈夫」。 毎日検査を続けてみれば数値は変動するだろう。今日はハズレ、明日は当たりと、さぞかし目まぐるしいことになる。検査の基準の範囲内で生きていれば健康で元気ということで、数値の基準からはずれた日はダメなのか。そんな単純に見ていていいものなのか、体って。 肝炎発病を期にヨガと食事で養生して一年過ごした後、病院に行って血液検査した。「正常」。言われてうれしいような、うれしくないような。当時19歳。まだまだいくらでも元気になれそうだった。しかし体調は、発病前と比べたらぜんぜん違う。今日もダメ、明日もダメ。からっとした晴れ間の見えない、だるくてつらい体。それを「正常」と言われてしまえば、もうこれ以上は手の施しようがないというわけだ。「あ~これが自分の正常になってしまったというわけか。この調子で生きていけということか~」。 実際にはそうはならなかったが、当時の自分は気落ちした。 体調には波がある。上昇や下降を繰り返す。上がり下がりをしながら、だんだんと右肩上がりになったり、右下がりになったり。その幾多もの波の示しゆく方向を読み取るには技術が必要だろう。 波にも、一ヶ月ごとの、季節ごとの、一年ごとの、十年ごとの、波というのがある。一生の中の波というのだって、ある。 やれ薬だ、やれ手術だという場合に、こうした波と、その波の行方まで考慮してあることは全くといっていいほどないだろう。大小のいくつもの波の行き着く方向を見守り、見定めるのは、自分自身。そのほかには誰も、いない。 ※操体法は、動きを通じて感覚神経をはたらかせ、自分にとって気持ちのよいところを見つけ、ちょうどよい加減で動かしながら、心身の回復をすみやかにする運動療法です。 九州・福岡市内にて講習を行っております。自分の体の調整をおぼえながら、自分なりの活動を始めている方もいます。誰でも参加できる定例の講習会(参加費二千円)、少人数で申し込めるプライベート講習や個別もあります。 あなたも始めてみませんか。 お問い合わせ メール freeyourself.sotai★docomo.ne.jp (★を@に)もしくは080-1720-1097(山下)まで。 スポンサーサイト
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