暑い夏の後半に、あらたな英気を養う楽しき宴 |
2011/08/29(Mon)
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寄せては返す笑いの波が、室内に心地よく響く。ほんもののお料理と本心からの会話とが互いに手を取り合うようにして軽やかに進んでゆく。操体法というマグネットに引き寄せられてきた人々との交流が、これほどまでに楽しいものになろうとは。まったく夢のような一夜だった。
懇親会をやりましょうという一人の提案が、8月27日にかたちになった。 およそ会合のようなものには慣れない身で外食もしないし生臭物に抵抗はあるしで、心からくつろげる安心な場所はないものかと、しばし思案。生来気は小さいくせに、希望者があればたいがいのことはかなえたいという基本姿勢だから、何をやるにも一つ一つが大げさなチャレンジである。 幸い、福岡市中央区城内の閑静なたたずまいのお店「花ふさ」さんが救って下さった。私の心の中で花房さんご夫妻は自分の叔父叔母、いやそれ以上の存在。大学時代から二十年以上にわたり、長くお世話にもなり、大いに刺激を与えて下さる存在である。このたびの福岡操体法スタジオ第一回懇親会では十数名のお食事のことを快く引き受けて下さり、感慨深いものがあった。夏の緑が目にしみる一軒家のお部屋に迎え入れられ、のびのびと過ごせる場を得られたのはまったくの幸運であった。 植物の実力を感じさせる、正真正銘の精進料理である。私はちょっとご無沙汰していたので油断があった。またさらに腕に磨きがかかって進化されたのも確かなことだろうが、以前からこんなに素晴らしかったのを未熟な自分の感覚がきちんとキャッチできていなかったのかもしれないとも思う。 滋味豊かな味わい。体に英気のみなぎるお料理を囲んでの座談会・交流会である。盛り上がらないわけはない。「自己紹介!自己紹介!」との声があちこちであがる。お一人お一人が語りたいことをたくさん持ち寄られているのである。操体法との出会い。今後の希望や夢。質問が自由に飛び交い、さわやかな笑いがはじける。 何気なく口に運ぶ料理の一口一口が静かな感動を呼びさまし、周囲の人と目を合わせてほほ笑まずにはいられない。自然の営みを尊重して育てられたお野菜である。そしてお料理に真摯な思いを一貫してこられたご夫妻である。操体法を語る場にこれ以上の料理は考えられない。 自分たちの目指す操体法も、こんなふうでありたいものだ。 またいつか集まる機会を持ちたい。今回参加できなかった方、次は参加したいと思った方、ぜひご一緒に楽しいひとときを過ごしましょう。 ※九州・福岡市内にて操体法を学べます。 自分の体の調整をおぼえながら、種々の活動も始められます。 誰でも参加できる定例の講習会、少人数で申し込めるプライベート講習や個別もあります。 お問い合わせはメール freeyourself.sotai★docomo.ne.jp (★を@に)もしくは080-1720-1097まで。 スポンサーサイト
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