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自分のことも他人のことも同時に尊重して一挙両得ということ
2011/08/22(Mon)
自分と他人のどちらを大切にするか。迷いは無用。時と場合に応じてどっちかを大切にしていれば、いずれ道は合流する。自分のことと他人のこととが車の両輪のようにかみあってくるのは時間の問題。自分のことを大切にし過ぎると他人のことがおろそかに、他人を大切にしていると自分のことがおざなりになる傾向があると思われるけれども、それはまだ道半ばの状態にすぎないのであって、実際そんな心配は無用なのである。

操体法をやっていると、そのことはハッキリしてくる。
自分の体質改善や健康増進に関心がある場合、まず自分の体のことを中心に取組めばよい。
一人でやっているうちに限界が分かってくる。自分でうまくいっていると思って操体法やっているつもりでも、ストレッチや体操とどこがどうちがうか分からないようなことを平気でやっていたりする。
「自分のことだからいい加減でいいや」と思うからデタラメになる。自分をほんとうに大切に考えれば、自分だけのことを考えていては進めなくなるわけだ。自分の場合はこのケースに入る。

施術に関心が向く場合、まず他人の体のことを中心に取組めばよい。「自分はどこもわるくないから自分には必要ない」と思って自分のことを棚上げにして進んでいくこともあるだろう。
しかし施術の場合、お代をいただけば要求される内容もシビアである。他人の背中が不自然に盛り上がっているのを見たり触ったりして、「この硬さがなかなかゆるまないなあ」などと具体的に分かってしまうので、ごまかしがきかない。他人の体の感覚はわからない点も残るし、相手の時間の都合もある。となると、自分の体を実験台にして自習するしかない。自分の体で納得ゆくまで体と向き合い、自分の感覚を磨くことで、自分の体調もよくなるし、技術も身につく。一挙両得とはこのことで、自分の体験が人さまのお役に立つというわけである。

講習では口を酸っぱくして「重心安定の法則」「重心移動の法則」と言い続けているが、二人操体で補助の役にまわっていただくと、途端に姿勢があやしくなる。肩や腕が力んで腰も引け、「体(たい)をくずしている」状態。これでは相手の動きをしっかり受けとめることはできない。操法の出来を左右する脱力も不十分となる。おまけに体に歪みが入って肩は張ってくるわ、腰はつらいわということにもなる。

補助の役にまわる人も、補助してもらう人も、「ゆっくりなめらかに」動いて、「じわ~っ」とタメて、「バターン」と脱力をするわけである。両者ともに動きに無理がなく、両者ともに体がゆるまなければ本物の操体法ではない。
二人ともが同時にゆるみ、ほぐれるというところが操体法の特徴でもあり、愉快なところなのである。
動きを受けとめる側に無駄な力をどれだけなくし、どれだけ無理のない体勢を得られるか。それが操法の出来を左右する。
日ごろから一人操体に正しく取り組んで、自分自身の体をしっかりさせることを心がけている方は、おのずと周囲の方の指導に多少なりとも関わる日もくる。施術の技術を向上させたいというお気持ちのある方は、自分自身の体をしっかりさせることが大前提ということを念頭におかれ、体をしっかりゆるめておくと間違いないということだ。


※九州・福岡市内にて操体法を学べます。
自分の体の調整をおぼえながら、種々の活動も始められます。
誰でも参加できる定例の講習会、少人数で申し込めるプライベート講習や個別もあります。
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