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感情的に中立な目で、同じ風景を見てもらうということ。
2011/08/09(Tue)
室内でなくしものをする。カギが一番困る。探せばあるとわかってはいるが、自分としてはもう探すべきところはない。金輪際出てくるとは思えなくなっている。
こんなときは感情的に中立な人に探してもらう。「カギがそこらにあるはずです。ありますでしょう?」と声をかけると、面白いように出てくる。

ここ二十年ほどいろんな場面で試してみたが、結果は良好。二人で互いになくしたものを探しあうと、どちらもほどなく見つかる。
今日もまたカギを見つけてもらった。一週間ぶりにカギ束の重さを手にして私は心に誓う。「今度こそ、なくさない」。しかしカギがなくなるということはまたいつかあるだろうと思う。そして私は不便な日々を過ごし、助けてくれる人に行き当たる。そしてきっとまたカギは見つかる。

我ながらバカバカしい繰返しであるが、今日までずっと私が操体法の施術を受けにはるばる遠くまで通い続けてきたのも同じことかもしれない。感情的に中立な目で、同じ風景を見てもらうこと。私が望むのはそれなのだ。自分のこんぐらがった状態を中庸に戻す、有効な方法の一つなのだと私は思う。


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