そういや介護の生活がつづいてる(-_-)「去年の今頃は何をしていましたか?」 |
2020/09/05(Sat)
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一夏を越え、一冬を越え、二夏目、二冬目を越えて、
この夏は三つ目の夏でしたが、どうやらここで終わりを迎えそうです。 世界の騒ぎをよそに、分刻みでバタバタしてた二年間。 炊事に掃除にお料理に、そして施術を請われれば施術して、 それだけで日常がうまってしまいそうな二年間だった。 介護といってもネコさんですね。 年齢は15歳とか16歳あたりで、老衰といえます。 三年前の夏に体調をくずし、残暑がひどくなかったためか、 夏を越えたのです。 それじゃ冬にお亡くなりになるかと思ったら、 その冬は比較的、過ごしやすかった。 次の梅雨がきて、また夏がきたって思ってたけど、 猛暑といわれた割に、9月にすかっと涼しくなった。 そしてその年の冬ですね、ものすごい暖冬でした。 九重連山の登山口までコミュニティバスを走らせる運転士さんも、 道路に雪が積もる日がなくて、仕事がやりやすかったと、 話しておられたくらい。 そして迎えた三つ目の夏でした。 自分もいろいろ工夫したり、がんばったんですが、 がんばったぶんだけ、まちがいがひどくて、かえって苦しめたと思う。 私のような人間に室内飼いされる運命、 そこはあきらめてくれないと、ってネコさんには謝ってます。 善意の親切が、かえって地獄への道につながるっていうのは、 ほんとよくわかるんですね。 外で生活するネコたちは、自分の判断で場所を移動し、 自由に行動して自分を守ることができるけど、 室内に閉じ込められたネコたちは、自己判断に基づいた行動ができない。 ひとの世話を受けるほかに選択肢がないとは、 じつに哀れでかわいそうな身の上と思います。 あと少しでネコさんは、わたしから解放されます。 お疲れさま。そしてごめんなさい。 私も、もう少し自由になったら旅をします。 ここ数年、ずっと思い描いていたことです。 介護してるほうが倒れそうな感じもしてた。 そういうことだって、あるでしょうけど、 今回は介護されてたネコさんが先に逝って、 介護してた自分が、この世にしばらくまだ残るって筋書きですね。 ありがとうございました。 第2121回「去年の今頃は何をしていましたか?」 スポンサーサイト
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