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「今の自分にできること」を出し合ってチャンスをつかむ
2011/06/24(Fri)
生きている人には生きているなりの強みがある。どんな人もそれぞれにできることがあり、何もできない人などいるものではない。
自分の周囲で「今できること」を出し合えば、チャレンジができる。今の自分にできないことを実現するチャンスがつかめるのだ。自分にできないことを引き受ける受け手さえいてくれれば、自分にできることが広がるだけでなく、相手の活動範囲もぐんと広がる。
周囲との連携プレーによって、これからの自分にできることが、たくさん見えてくる。

講習に集まってくる人たち同士で連携プレーが成立すれば、活動の可能性はぐんぐん増す。
操体法のワザを磨くのに熱心なのはよいけれど、ワザに磨きをかけるのは一生の仕事になる。たとえどんなにワザが磨かれても、一人にできることなど知れている。個人プレーには個人プレーの可能性と限界が、連携プレーには連携プレーの可能性と限界が、ある。個人プレーで培った力は連携プレーに活かせるし、その逆もまた真である。
相互で高めあうフィールドの中で成長をはかるのが理想的なのは言うまでもない。
「今の自分にできること・できないこと」を見極めれば、それぞれに始められる活動も見つかるはず。少なくとも「ここまでできるようにならなければ活動できない」という線引きは必要ないのではないか。適切な連携プレーがあれば飛び立てる。講習にもそのような参加者が見受けられるようになり、喜ばしいことこの上ない。

これまで自分は個人プレーで生きてきた。連携プレーは選択肢から外して個人に徹して生きていくよう自己規制をかけてきたように思う。しかし連携プレーにもそれなりのやり方があり、それなりのおもしろさがあることを感じる出来事が重なって、連携プレーを選択肢に入れるのもアリだと思われてきた。
せっかく操体法を学んでも、ただワザに磨きをかけるだけでは内輪の楽しみだ。外へ飛び出す工夫と冒険が少しはあってもよいだろう。
どんな小さな冒険の中にも、やってみなければわからない喜びと苦しみがある。外へ飛び出すだけのエネルギーが蓄積され、遅くも早くもないタイミングで、冒険を楽しむ。それをチャンスというのではないか。
チャンスはいくらでも転がっている。見送りの三振ばかり続けていても、つまらない。そして試合時間は限られている。自分たちの生きて持っている時間で、どれだけのことができるかが、チャレンジだ。

チャレンジ精神で、バットを振ろう。

※九州・福岡市内にて操体法を学べます。自分の体の調整をおぼえながら、種々の活動もできます。
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