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今の日常を続けていった先に、私のエベレストは見えるか
2011/03/31(Thu)
誰にも遠慮することなく自分の体に備わったものありったけを発揮させたらと思う。まだ発揮せぬまま自分の中に眠っているものがたくさんあるような、つぼみが開きかけのまま、しおれかけていくような、そういうのは一番イヤなのだ。
子ども時代がアレルギーやらアトピーやら手術や打撲やらでぐずぐずだった。二十代前後は胆のう炎や肝炎で一騒動した。三十代前後は息切れがしたり神経痛がひどくなったりで、体調の安定はついぞ得られなかったのだった。
何としてもパワフルかつ安定をしたいという気持ちが、私の中のどこかでつねにくすぶっていたのだと思う。

操体法に通い出してから、腰をすえて仕事をやった。受験指導の仕事にかまけて体のほうのことはまるきり怠っていたが、安定感がついてきた。操体法を五年ほどやるうちに、仕事だけでは物足りなくなって毎週山歩きに出かけるようになった。こんなに歩けないかというくらいに息が切れ、足腰がつらく、小さな子どもや老人たちにもついていけなかった。山の頂上は一生かかっても行けないような、遠い場所だった。
それでも操体法と山歩きをセットでねばった。すると三年ほどしていきなり歩けるようになった。荷もかつげるようになって夢のようだった。自分がそれまで知っていた自分でないような、力が内側から湧いて出てくるような感覚があった。眠っていた自分の力がとうとう発揮されるときが来たのだ。もうこうなったら全てを投げ捨てて山歩きに専念しよう。そんなことを考えていた。その手始めに、八ヶ岳全山縦走を成功させる心積もりをしていた。その夏をどう過ごすか、頭の隅で考えていた矢先の交通事故だった。

全てを交通事故のせいになどする気はない。
しかし自分を試すことがすぐにはできなくなった。少なくとも次のチャンスをつかむ時期を待たなければならない。失ったものは大きかったが、得たものも小さくはなかったのだから、世の中うまくできている。
あれは錯覚だったのだろうかと思うことがある。自分の中に眠っていたものが目を覚まし、自分の内側から力がどんどん湧き出てくるような、あの感覚。あれは自分のカン違いだったのか。あのとき事故にあわなかったとして、八ヶ岳に出かけていたら、どの程度通用していたものだったろう。そういうことを考えることも、ある。
成功していたかもしれない。失敗していたかもしれない。もし失敗をしていたとしたら、その要因のいくつかを、今の自分ならば指摘することができる。成功していたとしたら、それはただのがむしゃら。運まかせのようなものだった。

事故から四年。事故で得たものを身につけた今の自分は、この先の自分がふたたび山を目指せるかどうかを日々考えている。考えない日はない。だから操体法も真剣に取り組まざるをえない。
山に行こうが行くまいが、大したちがいはないさと自分にうそぶいてみせる。しかし行けるようなら行ってもかまわないじゃないか。
今の日常を積み重ねていった先に、自分の山は、見えるのか。
見えるのなら、それが五年先でも十年先でも、わたしはかまわない。
今度こそ。チャンスが見えたら、絶対につかんでやる。
ここから先の、巻き返し、挽回を、操体法に賭けて、まだねばっている。ネバーギブアップだ。

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