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生き残るための判断力がおのずと身についてくる
2011/03/20(Sun)
「人生は小さな選択の連続だろう。右へ行くか左へ行くか。このまま進むか引き返すかを自分で決めなきゃいけない。決めるにはいろんな要素がからむが、どう調べてもわからない部分が残る。最終判断は本人のカン。感覚にまかせられている。脳や神経の働きがよくなければ迷う。まちがう。見込んだ結果は出てこない」
19年前、操体法と出会った頃に言われたことだが反論できなかった。「ふむ。これは面白いことを言う」と思った。大学を卒業して東京から戻ったばかりのころだった。「こんなこと言う大学の先生はいなかったなあ。これは面白くなりそうだ」と思った。

「仰向けに寝て。両足立てひざをしてそろって右に倒して。左に倒して。やりやすいのは右と左のどっち?」
自分の体なのに答えられなかった。どっちも変わらない。どっちだってかまわんと開き直る。
ところが、はたで見ている人にははっきりわかるくらいの差がある。倒れゆくスピードも、倒れた角度も、子どもが見たってハッキリわかる。わからないのは本人だけ。はたから見るぶんにはこっけいな場面。本人にすればおもしろくもない。


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自分の体の、そんなこともわからない。だのに、もっと複雑な人生の問題についてどんな判断を下そうというのか? そういう主旨だった。
当時はそれを聞く誰もが面食らっていた。「そんなこと言われたって、ねえ…」と困った顔をするのがせいぜいで、「また先生のハッタリが始まった」とニヤニヤするのもいる。
私はといえば、「人生の選択と、体の動きの左右を選ぶのとでは、話がちがいすぎる」と抗議したかもしれない。「じゃあ、どうちがう?」と逆襲されて、へどもどした覚えがある。

操体法でつねに「右か? 左か?」「ああか? こうか?」と選択をせまられるうちに、カンとか感覚とかいったものがおのずと身についてくる。日常でいろんなことに迷わなくなる。そう聞いたときには「ふうん」というくらいでよくわからなかったが、「あながちウソでもなかろう」くらいに受け取っていた。そのうちそんな話はあまり聞かれなくなったが、自分のほうがそんな話をするようになっていた。操体法を長く続けている人との間では、「ほんとにそういう感じあります。思いあたることもいろいろあります」っていう話になる。「どうしてあの頃はわからなかったんでしょうか。そのほうがよっぽど不思議」っていうオチになる。「でも、長く続けた人でなければわからないこともあるのかもしれないですよね」というところで話は落ち着く。

「操体法をマスターするのにはどのくらいかかりますか?」という質問を受けることがある。操体法の基礎から集中的に教えてくれるところがあり、二泊三日でよろしいのだそうだ。講習費用を支払うと「あなたは基礎をマスターしました。おめでとうございます」みたいなことになると思うが、私にはそういう割り切り方はできそうもない。19年目にして未だ操体法をマスターしたという気持ちもなく、基礎をマスターしたとも思えず、「まあぼちぼちやっていけば」くらいのことしか言えない。操体法の中から本人の求めるものがどのくらい掘り出されてくるかということではなかろうか。やってみればおのずと決まってくることだとも思う。


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