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体から心地よい動きがどんどん湧き出してくる
2011/03/08(Tue)
犬やネコが一日に何度も「う~ん」とノビをするのと同じ。晴ればれした気持ちよさを伴い、心も体もせいせいする。そんな動きがどんどん湧き出てくる。そうやって必要に応じて動きを出しながら全身を調整する力が私たちの体には備わっている。

操体法に取り組むのなら、癒動操体を知らないままでは残念だ。操体法の半分しか知らないことになってしまうともいえるのではないか。
野口整体では活元運動というのが知られている。その活元運動からヒントを得て生まれたのが癒動操体。活元運動も癒動操体も、一言でいうと「勝手に体が動く」。
ただ動くのではない。その時々で自分の体が一番必要とする動きがおのずと体から湧き出してくる。そういうスイッチを入れる。

勝手に体が動くというと不審感を抱かれることもある。しかし日常では体など勝手に動く。じっさい勝手に動いている。
「ドアを開けよう」。そう思うだけで腕が伸び、ノブをつかみ、引っ張るなり押すなり無意識にやっている。
電車に乗っているときにはどうか。「脚を組もう」とか「体を揺らそう」とかいちいち思わないのに体はじっとしていない。勝手に動いている。
実は日常のほとんどは無意識の動きでできている。意識的な運動は随意運動、意識しない運動は不随意運動というが、その区別は明確ではない。

ぐっすりと寝ているときさえ体はさかんに動く。特に子どもは寝ているときも活発で、年をとっていくうちにだんだんと行儀よく寝るようになる。
寝ているときの無意識の運動に、何か意味はあるのだろうか。
カンオケのような狭い箱の中で身動きとれずに寝ていたら、どうなるか。つらい夜を過ごすことになるだろう。朝には体のあちこちが痛むのである。
犬やネコがノビを禁じられたら、どうなるか。電車に乗っているときに足を組みなおしたり、ぶらぶらさせたりできなかったら、どうか。

こう考えてゆくと、無意識の運動は私たちが気持ちよく生きていくために必要不可欠なものである。体のあちこちが痛むのを防ぐ。そのような効果があるともいえる。逆にいうと、体はあちこちの筋肉が固まってしまわないように、その時々に応じて必要な動きを出す。それが本来なのだ。
元気な子どもの筋肉は柔らかい。弾力がある。しかし年をとっていくと筋肉は固くなり、具合がわるいときも固くなる。固いところを押すと、痛みがある。圧痛という。痛みがあるところには筋肉のコリがある。
動物が動くことは、筋肉の弾力をもたらす戦略でもある。動物は、動くものだ。動きで筋肉が整い、体が整う。そのような癒しの動きを体は知っている。活元や癒動操体にはそのような解釈が成り立つと思う。

ラジオ体操をやらされると翌日は体のあちこちが痛んだものだ。「からだが固いせいだ」と言われていたが、その逆だったのかもしれない。体操のせいで体が固くなることもあるのだ。
「これをやったら体にいい」などと勝手に頭の中でこしらえたリクツで体を動かすのには、カン違いやまちがいが含まれる。欲や見栄など心理面にも大きく左右される。人間は不完全で、不完全な人間のやることは完全というわけにはいかない。
体が必要に応じて出してくる動き、無意識の動きにまちがいはない。まちがいようがない。
犬ネコがう~んとノビをすることのどこに、まちがいがあると言えようか。寝相がわるいのがどうしていけないか。
すべてもともと備わっているものに不要なものはなく、害になるものもない。
疑うのはやったあとでも遅くはない。やるときの心地よさと、やった後の爽快感を体験すれば、なあんだこんなにカンタンなことだったかと、誰にだって合点のゆくことだ。

  
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