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「あとで何が出るかわからない」のはコリのなせるもの?
2011/01/16(Sun)
打撲はカミナリに似て、打った所から衝撃が入り、体を突き抜けていく。さてその衝撃がどこをどう伝わったかで予想もつかないことが起きる。

朝、目がさめると立つことも歩くこともできなくなっていた。そうその男子は話してくれた。当時はケンカばかりしていた。蹴ったり蹴られたり。殴ったり殴られたり。そんなようなことを繰り返していた時期があった。ところがある日いきなり立てなくなった。歩くこともできない。病院では原因不明でわからないと言われた。それでも何らかの手術を勧められたという。手術は恐い、イヤだと思い、「逃げた」。通院をやめ、家で過ごすうち、少しずつ立てるようになり、歩けるようになった。わけもわからず足腰立たなくなったのと同じように、わけもわからないまま元通り動けるようになった。動けるようになるまで車椅子生活を続けたが、あれはなんだったんだろうと思い返すことがある。心当たりがないわけではない。多分あのとき。集団でめちゃめちゃに傷めつけられたとき。でもその後はべつにどうもなかったけどなあ…。

交通事故にあうと、「あとで何が出てくるかわからない」と言われる。それは体験的に知られていることで、医学的には証明できないことも多い。形式的にでも通院しておかないと、「あとで何かが出てきた」ときに、事故との関連を証明できないと医者に言われて泣き寝入りになることもある。たとえご本人に事故との関連が実感できても、医者の証明が是非を分ける。そういう制度である。

二週間前に、足の小指をコツンとぶつけた。翌日には内出血で全体が赤紫色だったが、一週間放っておいたら色は消えていった。そのくらいのものと思っていたのがそうではなかった。見かけはほとんどふつうなのに、強い痛みが出てきた。日毎にひどくなり、床に足をつけるのさえイヤになった。仕方がないので経過を相談した。ちょっとつまんでもゾッとする、尾を引く痛みである。「腫れてもいない。見かけはそれほどでもない」と小首をかしげられてから、「肩こりだな」と一言。言われてみると、数日前から右肩が張り、手のつけようのないほど凝っている。しかし。肩こりがあるとどんな打撲でも痛むとでもいうのか? 「いや、そういうことではない」という。打撲の衝撃はイナヅマのごとく一瞬で体を貫き、コリがつくられる。衝撃に対してコリをつくる。そういう反応を生体はやるらしい。そのコリと、ぶつけたところの痛みとは関連している。衝撃でどこにコリがつくられたのか。それを見つけるのがカギだという。

では、この肩こりをほぐすのか。そう期待していると、そうではない。全身の動きを調整したのち、何か所かテープを貼ってもらう。「三日くらい貼ったままにしておいて」。しばらくして、「どう?」と小指をつままれた。痛いは痛いが、ゾッとする嫌味なものがない。さっぱりした単純な痛みとでも言おうか。時間が経てば経つほど痛みは消えていくと言われた。
帰宅してふと気づくと肩がゆるんでいた。いつの間にやら、というのがおもしろい。肩が肩がと一生懸命に対応した時の感じとは違い、「あれ? ゆるんじゃってる」。放っておいた風船がしぼんでいるのを見つけたときのような、気の抜けたような脱力感である。翌日には楽しく山をウォーキングした。いつもの谷間の自分の場所で声を出しながら体をほぐす。びっくりするほど、ほぐれていく。うわ~全身こんなにゴリゴリだったんだ~と思う。息を吹き返した体とともに、山を、おりる。
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