さいごに交わした短いやりとりー「卒業式の思い出と言えば?」
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2017/03/15(Wed)
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さいごのケジメくらい、ちゃんとしたかったけれども、 実家から緊急の連絡が入り、 東京の生活を直ちにたたむことになりました。 えらい苦労して入学した大学で、 出るのが惜しいくらいでしたが、 あわただしさにとりまぎれ、、 いっしょに住んでたひととも深刻にならずに別れを告げ、 成り行きにまかせることができたのは、 よかったかもしれない。 卒業前にさいごに大学に足を運んだとき、 R先生と短い会話を交わしたことを、 時折、思い出します。 何かを受け取りに行って部屋の隅で待っていたら、 のんびり座っておられた先生と、 何の気なし目が合って、 ぷいっとそらせたら、 「あ~やましたさん~卒業したらど~するの~」 間延びした独特の声で追いかけられ、 ぐっと詰まってしまった。 「卒業したらどうするの」 ずっとずっと考え続けた問いでした。 就職活動もしないまま、九州に帰ることしかない。 それって一番訊かれたくないことだよ、 と先生をにらみつけたとたん、 「わたし郷里に戻りましてヒーラーになるんです」 口からの出まかせがスラリと出てきた。 あれは先生のマジックに引っかかったのかもしれません。 「あ~、そうそう、そ~うだった。 ぼく、それはね、どっかで聞いたよ~」 「そんなはず、ないです。 だって、このこと誰にも言ってません」 いま急に思い立ったとも言えないし、 腹立たしいやら困ったやらで、 私はきっとしかめつらをしていたことでしょう。 「ん~でも~どっかで聞いた~」 「…」 「がんばって、ね~」 はあ、どうもと頭を下げた。 あのときは完全にやられました。 「せんせい、わたし操体法でヒーラーのはしくれに、 なっちゃいましたよ」 気づけば先生に語りかけているときがあります。 きっとまたどこかで、 キャッチしてくれることもあるかもしれないと思って。 ※新しいブログ福岡操体法スタジオー万病を治せる妙療法を身につけるーを開設しました。 「読んでわかる」体のゆるめ方をコンセプトにしました。ぜひお役立てください。 ↓お読み下さりありがとうございます。 ↓ワンクリックでサイトが開きます。 ![]() 人気ブログランキングへ ![]() ※お問い合わせ電話080(1720)1097(山下) またはメールfukuokasoutaihou☆yahoo.co.jp(☆⇒@に)PCからも可。 携帯メールfreeyourself.sotai★docomo.ne.jp(★は@に)携帯のみ。 ※操体法の実習を見学・参加する⇒①②③から選べます。 ①集団講習(参加費2000円)②プライベート実習(三名~)③個別実習(3000円) ※②と③は日程・時間帯を希望にあわせます。 ※見学・体験受付中。 博多駅から西鉄バス博多郵便局横A乗場(50番)B乗場(65番)CD乗場(64・66・67番) 「野間四角」バス停下車。徒歩1分。 スポンサーサイト
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