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薬がなければ生命は悲惨な末路をたどるか
2010/02/04(Thu)
薬がなければ子どもは育たず、消毒しなければ森も育たず、米も野菜も畜肉も、薬の助けをかりてようやっと収穫できるようなありさまだという。それが事実というのなら、生命というものは自然というものは、なんと弱々しく頼りがいのないものであることだろう。
地球が病んでいる。いや、もともと生命とか自然などというものは、とくべつに期待を寄せるほどのものでもない。そんなまことしやかな、どこかで小耳にはさんだ説を思うともなしに思い浮かべながら早朝の暗い森の中を一人歩いている。ぬれて冷えきった落ち葉の上を踏みしめながら、生まれたばかりの朝日を受けて赤く輝く木のこずえのほうを目で追っていく。息をするたびこごえていきそうになるのを一本のともしびになった気持ちで歩み続ける。
朝一番の神聖な森の空気の広がりの中に汚点のようなにおいがてんてんとつけられている。それはかすかといえないこともないが、じつに不穏な異臭としか言いようのないものであり、人間の善意のにおいとでもよぶべきものか、人間の無知のにおいとでもよぶべきものか、やり過ごしたくはあっても、どうやり過ごせばよいのか、わからない。自然の森の大聖堂にしずかに響く鳥たちの歌声の中にあって、かすかではあるが耳ざわりな不協和音をかがされているうちに、目の前にふと、二枚並べた写真が浮かんでくる。写っているのは弁当箱のふたを開けたところである。一方は明らかに腐敗をしている。もう一方の弁当はまるで健全である。腐敗しているのは抗菌加工の弁当箱に入れられた弁当のほう。ふつうの弁当箱のものより先に腐敗を始めるという、皮肉な実験結果の写真なのだった。…続き 福岡操体法スタジオ「消毒の森をあるく」へジャンプします。
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