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テレビや新聞とは別の意見を自分はいくつくらい知っているだろうか
2009/12/09(Wed)
インフルエンザ対策に社会的判断を下したのは行政である。役人たちの判断に疑問を呈し続けている専門家は元国立公衆衛生院疫学部感染症室長の母里啓子さんをはじめ少なくない。どういう考慮で下された判断なのか、それぞれが自分の頭で考え直してみる必要があるかもしれない。あらゆる健康問題については行政の方針があり、行政の方針は法律によって大々的に進められる。テレビや新聞もこと健康に関する限り、行政と歩みをともにする傾向があるらしい。しかしだからといってそれが最高のやり方とは限らないし世界の医学的傾向でもない。一握りの人間の判断や決定に自分の生命や健康をあずける必要はない。ましてやその道のシロウトが下した十把一絡げの判断など危なくてしょうがない。

早期発見・早期治療でガンも撲滅されつつあるという意見はテレビや新聞でさかんに報道されるが、健診や検査で見つかる「早期ガン」とほんもののガンとは別ものだという指摘はずいぶん以前から専門家によってなされている。「治療されたガン」の合計数はずいぶん増えているが、治療しなくてもどうということのないものまでどんどん切って「医師らが治したガン」の数にカウントし、数の上では「撲滅されつつある」ことになっているが、じっさいほんもののガンとなると有効な手立てはさほどない。それどころかかえって大きな苦しみをもたらし死を早めているという。経験も実績もじゅうぶんの医師、近藤誠さんの意見である。
たくさんのガン患者を食事療法で治療してきた実績を持つ人も、森下敬一医学博士をはじめ、少なくはないが、これは行政の方向とは別のものなのでテレビや新聞で報道されることはまずありえない。報道は案外と行政や企業と意見を一致させながら動く。健康問題に関する限りはそう言わざるをえない。テレビ製作を担当するのはテレビ製作のプロである。まずは自分たちの立場をわきまえ、仕事を守るのが先だ。しかも彼らは生命や健康についてのプロではないからどっちにしろ危なくてしょうがない。テレビや新聞の意見と自分の意見をすり合わせていては自分や家族の生命も健康も守れないのかもしれないのである。

自分の頭で考えているようで、いつのまにか全員の意見がテレビや新聞に一致しているように思われるのはなぜだろう。テレビや新聞の意見以外にも新しい事実はいくらもあるが、それに触れる機会があったとしても「常識からはずれている」「極端な意見」「あやしい・うさんくさい」ように思われ、油が水をはじくようにはねつけてしまうものなのかもしれない。しかし何かの拍子に一つの事実がひょいと飛び込んでくる瞬間というものもある。その瞬間、テレビや新聞の意見はたくさんの意見の一つ、もしくはマスメディアとしての偏りを持った多くの意見の一つに成り下がる。そうなってくると芋づる式に別の意見がいくらも出てくる。どうしてこれまで見えなかったのか聞こえなかったのか不審に思うくらい、身近なところにもあることは、ある。
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