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お肌と粘膜というメビウスの輪-表も裏もなくつながっている-
2013/11/20(Wed)
ミケランジェロの壁画には、皮だけになった画家自身の姿が描かれている。筋肉や骨、内臓などをぜんぶ溶かして、全身の皮だけを無傷のまま残してみると、どういうことになるか。
自分が一枚の皮ぶくろになった姿を、私は想像してみることがある。

消化管と呼ばれている一本の管であるが、口をその始まりとし、途中で太くなって溜めこむ場所(胃)をつくったり、長細くのびて吸収・造血する場所(腸)になったりしながら終着点である穴(肛門)へと達する。


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消化管は「粘膜」という皮膚の一種で覆われており、口の付近(唇)と連続し、肛門付近とも連続している。名は違いこそすれ、「お肌」も「粘膜」も地続きの皮膚であり、人間は縫い目も継ぎ目もない、完全な一枚の布ぶくろ、いや皮ぶくろであるということが、わかる。

「お肌」を見たら粘膜の様子もわかり、消化管の健康状態も手に取るようにわかる。それはむしろ当然ではないか。さらに唇のどのあたりが、粘膜の領域のどのあたりに対応しているかということまで、東洋医学の診断法は進化している。

わざわざ危険をおかして腹を切り裂いたり、臓器を切り取って顕微鏡でのぞかなくても、血液を抜いて「成分がこうなってるから、こうじゃないか」などと、まだるっこいやり方をしなくても、見ればよい。「見ればわかるよ」というのである。見てわかるようになるのが一番シンプルでわかりやすい。それが東洋医学の合理とでもいうものだろう。


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