お肌と粘膜というメビウスの輪-表も裏もなくつながっている- |
2013/11/20(Wed)
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ミケランジェロの壁画には、皮だけになった画家自身の姿が描かれている。筋肉や骨、内臓などをぜんぶ溶かして、全身の皮だけを無傷のまま残してみると、どういうことになるか。
自分が一枚の皮ぶくろになった姿を、私は想像してみることがある。 消化管と呼ばれている一本の管であるが、口をその始まりとし、途中で太くなって溜めこむ場所(胃)をつくったり、長細くのびて吸収・造血する場所(腸)になったりしながら終着点である穴(肛門)へと達する。 ![]() 健康法 ブログランキングへ 消化管は「粘膜」という皮膚の一種で覆われており、口の付近(唇)と連続し、肛門付近とも連続している。名は違いこそすれ、「お肌」も「粘膜」も地続きの皮膚であり、人間は縫い目も継ぎ目もない、完全な一枚の布ぶくろ、いや皮ぶくろであるということが、わかる。 「お肌」を見たら粘膜の様子もわかり、消化管の健康状態も手に取るようにわかる。それはむしろ当然ではないか。さらに唇のどのあたりが、粘膜の領域のどのあたりに対応しているかということまで、東洋医学の診断法は進化している。 わざわざ危険をおかして腹を切り裂いたり、臓器を切り取って顕微鏡でのぞかなくても、血液を抜いて「成分がこうなってるから、こうじゃないか」などと、まだるっこいやり方をしなくても、見ればよい。「見ればわかるよ」というのである。見てわかるようになるのが一番シンプルでわかりやすい。それが東洋医学の合理とでもいうものだろう。 ![]() 秋の操体法講座のお知らせ ※秋の操体法講座 どなたでも参加できます。 ①11月9日15時~(天神会場) ②11月10日10時30分~(野間会場) ③11月16日・20日・21日・30日14時30分~(野間会場) ※誰でも参加できます。(参加費二千円) ※お問い合わせ電話080(1720)1097(山下) またはメールfukuokasoutaihou☆yahoo.co.jp(☆⇒@に) ※操体法の実習を見学・参加する⇒①②③から選べます。 ①みんなで講習会(参加費2000円) ②家族や友人とゆったりプライベート実習(2500円。三名~2000円) ③一人でじっくり個別実習(一回3000円) ②と③は日程・時間帯を希望にあわせます。 ※見学・体験受付中。 天神から大牟田線普通電車「高宮」下車徒歩3分。野間四角交差点信号先3つ目のビル。 博多駅から西鉄バス博多郵便局横A乗場(50番)B乗場(65番)CD乗場(64・66・67番)で「野間四角」バス停下車。徒歩1分。 お問い合わせ電話080(1720)1097(山下) またはメールfukuokasoutaihou☆yahoo.co.jp(☆⇒@に) スポンサーサイト
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