一番届かない自分の背中-背中の固さとゆがみ- |
2013/10/30(Wed)
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自分の顔も背中も、自分で直接見ることはできない。背骨のゆがみは万病のもとと言われ、背骨の見方を身につけることは最も重要なことの一つとされるが、自分の背中は自分で直接見ることも、さわることも、できない。
「背骨全体の傾向をつかめ。さらに部分部分でていねいに、よく調べろ」と、ずいぶん以前から注意を受けてきた。「注意を受けたから背骨を調べる」ではお義理である。自分の関心が深まった結果、「背骨を調べずにはおれない」というようでなければほんとうではない。 他人の背中を読み取るのが少しおもしろくなってきた頃に、「自分の背中はどんな感じの背中か」と気になってきた。見ることはかなわないが、手の届く限り背中に触れてみて、軽く押さえながら圧痛の感覚を少しずつ調べ始めた。 ![]() 健康法 ブログランキングへ 肩甲骨のまわりを固くしている人が多い。その付近の背骨(胸椎)から各臓器へ向かって発しているのが自律神経である。左側には胃やすい臓など消化器系を調整する神経が、右側には肝臓などの解毒系をつかさどる神経が出ている。よって、肩甲骨周辺のコリを解消し、弾力を回復することは、健全に生きていくうえで重要なことなのだ。 一番手の届かない背中というのが、この重要な肩甲骨周りである。道具を使うことも試みたが、そのうち指が届くようになり、そして背中のどこへでも手が届き、自分の思うがままに押さえられるようになった。 念ずれば通ず。自分の背中を見たわけではないが、背中への関心を深めていけた証しとしたい。 背中の弾力が改善されたかどうかは具体的なバロメーターとなる。自分の背中を知れば知るほど、「コリをとることのむずかしさ」を知ることともなっている。 ![]() 秋の操体法講座のお知らせ ※秋の操体法講座 どなたでも参加できます。 ①11月9日15時~(天神会場) ②11月10日10時30分~(野間会場) ③11月16日・20日・21日・30日14時30分~(野間会場) ※誰でも参加できます。(参加費二千円) ※お問い合わせ電話080(1720)1097(山下) またはメールfukuokasoutaihou☆yahoo.co.jp(☆⇒@に) ※操体法の実習を見学・参加する⇒①②③から選べます。 ①みんなで講習会(参加費2000円) ②家族や友人とゆったりプライベート実習(2500円。三名~2000円) ③一人でじっくり個別実習(一回3000円) ②と③は日程・時間帯を希望にあわせます。 ※見学・体験受付中。 天神から大牟田線普通電車「高宮」下車徒歩3分。野間四角交差点信号先3つ目のビル。 博多駅から西鉄バス博多郵便局横A乗場(50番)B乗場(65番)CD乗場(64・66・67番)で「野間四角」バス停下車。徒歩1分。 お問い合わせ電話080(1720)1097(山下) またはメールfukuokasoutaihou☆yahoo.co.jp(☆⇒@に) スポンサーサイト
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