暑い夏を地獄の日々にしないために-不便不快はだいじに残しておく-
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2013/08/01(Thu)
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「いつ何がどうあっても自分はオーケーだ」というのは不幸になりっこない。いつ何がどうあっても自分はかまわないというのは最強である。
いつの間にかそんなことを思うようになっていた。 こだわりのない心。こだわりのない体。 誰だって赤ちゃんの頃は、「暑い」だの「寒い」だのという差別をしない心を持っている。 だんだんと智恵がついてくると「暑いのはイヤ」「寒いのもイヤ」「美人がいい」「金持ちがいい」などと差別だらけの日常となる。 ![]() 健康法 ブログランキングへ 野口三千三さんは子供時代に実家の農家を手伝わされていた。大正時代の農作業だが、頑健な彼はさほど苦労に感じなかったという。しかし大量の蚊には悩まされた。作業中に目や口に飛び込んでくるほどの蚊が彼を襲う。すると様子に気づいた父親が、「だいじょうぶだよ」と声をかけるのである。 「そういうのは何ともなくなるものだ。たいしたことじゃないんだよ」と語りかけられる。するとしだいに何ともなくなった。害虫に食われることも減っていった。 農作業で生活する人間にとって、暑さ・寒さ・虫などをストレスにしては毎日が地獄である。 逆に、暑さ・寒さ・虫など「別になんともないよ」という心と体を持てば快適。天国である。 クーラー23度の一定温度に慣らされた家人は仕事場から一歩も出られなくなった。クーラーが止まった途端に「あ~っちっち!あ~ちっち!」とヤケドしたように叫ぶから、周囲ももう黙って耐えている。 快適を追求したあまり、かえって不都合だらけの日常になる。「快適」を追求してゆけばゆくほど、あらゆることが不快で不便な体になるのである。 腹六分、腹八分目の加減。あとの四分もしくは二分の不快・不便は残しておかなければならないというのが、生命体にとって最適であり最も快適であるということを、考えさせられる昨今だ。 ![]() 夏季集中講座のお知らせ ①7月…ご参加ありがとうございました! ②8月は18日・22日・25日で調整中です。 ※会場:いずれも福岡市野間(野間四ツ角交差点徒歩1分) ※操体法の実習を見学・参加する⇒①②③から選べます。 ①みんなで講習会(参加費2000円) ②家族や友人とゆったりプライベート実習(2500円。三名~2000円) ③一人でじっくり個別実習(一回3000円) ②と③は日程・時間帯を希望にあわせます。 ※見学・体験受付中。 天神から大牟田線普通電車「高宮」下車徒歩3分。野間四角交差点信号先3つ目のビル。 博多駅から西鉄バス博多郵便局横A乗場(50番)B乗場(65番)CD乗場(64・66・67番)で「野間四角」バス停下車。徒歩1分。 お問い合わせ電話080(1720)1097(山下) またはメールfukuokasoutaihou☆yahoo.co.jp(☆⇒@に) スポンサーサイト
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