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味方に発砲し生残りをはかる-「侵襲」という医学用語-
2013/05/07(Tue)
「今度の薬は強いからね。覚悟しといてよ」という言葉に、がぜん張り切ったという。自分も病院通いをしていた頃、「体を犠牲にして病気を退治する」という頭があった。治療でどんな恐ろしい目にあっても、何の不思議とも思わなかった。

病気も医療行為も生きた体にとっては等しく攻撃の意味を持つ。保険医療のほとんどが、「体をこわして病気を退治する」という発想。ぞの背景には、「薬が病気を治す」「手術が病気を治す」「治療が病気を治す」という発想があり、その根っこには「人間の高度な技術が、体を治す」「高度な専門性を持った人間が、体を治す」という発想がある。
「自然の力」「体自身の持つ回復力」は、どこにも出てこない話だ。


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病気が体をこわすのはダメだけど、治療が体をこわしても、かまわない…?
「体をいためつけたら元も子もない。体を治すのは体だぞ」と言われたとき、目からウロコだった。体力のある者は回復し、体力のない者は回復に至らない。結果に個人差があるのは、体力のちがいである。
回復には体力、つまり体の力が必要なのだ。体の力を奪っては、回復の可能性も奪われる。
「体がつくった病気だから、治すことも体は知っている」「病気のないピンピンした人間でも倒れて動けなくなることを、体の弱った病人にやって、どんないいことあるか」半信半疑の私も反論できない。

気持ちいいとか、ラクだとか。快感覚のほうは進めという青信号。進んだ先にはいいことが待っているのである。
その逆に、気持ちがよくないだとか、つらいとか苦しいとかいう、違和感のほうは、「そっちはちがう。止まれ」という赤信号。その先には生命の危険が待っているのである。わたしたちが今日まで生きてこれたのは、体にもともと具わった、このような感覚のおかげである。
操体法の創案者、橋本敬三医師の教え。「気持ちいいのは青信号。不快というのは赤信号」
これも医師の言葉であるが、そこに何が感じられるかもまた、各人いろいろだと思う。

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※操体法の実習を見学・参加する⇒①②③から選べます。
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 お問い合わせ電話080(1720)1097(山下)
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