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思いのあるところ道はひらかれる-生きているのも立派な仕事だ-
2013/01/02(Wed)
カウントダウン的タイミングで大晦日に届いたメール。初詣に出かけたろうか何をお願いしたろうかなどと思う。
湧き水をもらいにいく神社で順番待ちをするあいだ、人々の目は壁いっぱいの絵馬に向けられる。
学問の順調。体調の順調。そして仕事の順調。ほとんどの願いがその3つに集約されるようだ。人の願いは年齢性別国籍を超え、何と普遍でシンプルなものだろうと、あらためて気づく。

あとはこの3つの優先順位がどうなるか。
気力・体力の充実が、あらゆる活動の原動力となるのはもちろんだ。学問も仕事も、体が資本であるのは間違いない。しかし一番おろそかになるのも体のほうである。
体調と仕事。それで生活がしっかり回ればいい。仕事順調のためには広い意味での「学」も必要になる。仕事が継続・発展に結びつくには研究が不可欠なのだ。「赤ちゃんは泣くのが仕事」などともいうが、仕事といっても別に会社じゃなくて、「これが自分の仕事だ」と決めればどんなことだって仕事である。「これが自分の仕事」と思って工夫研究を重ねれば、お掃除もお料理もお洗濯もずいぶんなビジネスにまで高められる。必ずしも金に結びつかなくてよいが、仕事は生きていくうえで欠かせないもの。そして真剣に取り組むもの。そう私は考える。

「如意」という言葉がある。西遊記の孫悟空が意のまま、思うがまま操る如意棒の「如意」だ。何を願ってもその通りになる。それはずい分けっこうなことであるが、肝心の「意」や「思い」のないところに「如意」もなかろうし、工夫研究も重ねられっこない。研究や工夫の根っこにあるのは好奇心。好奇心と工夫研究とが終わりのないサンドイッチをつくってゆく。決定的な最初の一枚は好奇心だ。好奇心という薄切りのパン一枚に、何か好きなものを置いたり塗ったりすると、次の好奇心がのっかってくる。するとそのまた上に何かをのせたくなる。工夫研究の進む状態というのは、たいがいそんなふうである。軽い気持ちでいろいろのせていくと、いくつかのサンドイッチが同時並行で積みあがり、どこかでつながりを持ったりもする。

好奇心は、心である。心もまたその重要性を指摘されながら体以上になおざりにされがちであるが、心が生き生きしているところには必ず好奇心があり、疲れた心には怠惰と無関心が宿る。
好奇心の旺盛なところにはサンドイッチを積み上げてゆく集中力と持続力がある。
気力は心の体力である。心は体に宿り、体調に左右されもするが、精神力というのは体の条件がそろわないにも関わらず、心の体力を維持・高揚させる不思議な力のことである。そして心の体力が体の条件さえ調えるというのもまた事実。

まず気力。まず精神力。それが体力を、仕事を、学を支える最も重要な基盤。
気力を養い、精神力を養う。
はじめてこんなことを新年の目標に掲げたわけで、我ながら殊勝なことだと思う。殊勝だとは思うが手遅れである。そう言いたいが、手遅れを言い訳にあきらめては終わりなのだから、そこはあえて返上し、「子供に戻ったつもりになってお気張りなさい」と自分で自分を励ましている。
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