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今が旬の布団のぬくもりを、ストレスなしに離れる方法
2012/12/25(Tue)
布団のぬくもりは冬ならではの心地よさがある。そのぬくもりを一切くずさないまま寝床で体をゆるめ、毎朝ストレスなく寝床から離れることができる。
どんなに動きたくないときも、顔くらいなら動かせる。目や口の動きで首や肩、腰をゆるめることもできる。
がんばると体に力みが入る。布団を出るのに「イヤだ、おっくうだ、でもガンバらなきゃ」と思わずに済めば、首や肩や腰をやわらかく保つ工夫ともなる。一日に何千回何万回もの「イヤだ、おっくうだ、でもガンバらなきゃ」を繰返し、無意識にストレスを積み上げていくよりは、体をゆるめて気持ちよく動けるほうがいい。
布団もぬくもりもくずさない、顔の操体法。
目が覚めたら目玉をゆっくり動かしてみる。それだけのことである。上下にゆっくり動かす。横に動かす、ななめに動かす、時計回り・反時計回りに回転させるでもいい。
上の動きと、下の動き、どちらか動きやすいほうの動きだけを、数回ゆっくりと行なう。
右と、左と、どちらへ動かすのがラクか、やりやすいほうのみゆっくりと行う。

動きやすい動きをゆっくりとやりながら、体の力を抜いてゆく。目玉の動きを利用しながら、首や肩の力がどんどん抜けるのである。目の動きにともなって首がしぜんに動くなら、なおのこと望ましい。
さいごにもう一度、目玉を上下にゆっくり動かして動きの改善を確認する。
左右真横にゆっくり。左右ななめにゆっくり。そして最後に時計回り、反時計回り。いずれもラクな動きのみを行って、「やりやすい・やりにくい」の差を減らせたらいい。
動かすことにがんばりすぎると、何のためにやっているのだか、わからなくなる。目玉の動きそのものよりも、「目玉の動きをチューニングすることで、首や肩をどれだけゆるめられるか」ということが重要なのだ。
動かしやすいところに口がある。これもまた、「口の開閉をチューニングすることで、首や肩をゆるめる」というための動きである。
口の開け閉めは、あごの関節や、頚椎のほうのゆがみの解消を考えている。口だけ独立させて動かそうとするのではなくて、口の開け閉めで肩や首をゆるめているのだという意識。口の開け閉めにともなう肩や首の動きはしぜんにまかせるのがよい。

朝の時間は貴重なので、持ち時間にあわせて目玉や口の動きをチューニングする。
目玉とか口を動かしていると、肩や首も動くし、足首や腰のほうもむずむず動く。「あ~あ」と伸びが出てくる。動かしたい気持ちのままに、体をゆすったり、腰をゆすったり、肩をゆすったり、腕を軽くよじったりねじったり、する。
動かしたい、という気持ちが動いたら、もう布団などに用はない。じっさい気がつくと体は外へ飛び出している。ストレスなしである。
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