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水をかけながら火を焚くにはどうすればよいか
2012/11/15(Thu)
陰陽五行に水尅火(すいこくか)というのがある。
水をかけながら火を焚くにはどうすればよいかと質問されたら何と答えればよいか。
「水をかけるのをやめるといいですよ」
水は火にダメージを与える。それが水は火を尅(こく)すということ、水尅火である。
それ以外に何かいい方法はないかと問われたら、「残念ながらわからない」というのが正直な返事である。
ビールを飲み続けながら冷え性を治すにはどうすればよいか。
食べすぎを続けながら胃腸の症状を治す方法はないのか。
お菓子や肉を好きなだけ食べながらガンを消す魔法はないものか。
今までの生活を続けながら腰痛を、肩こりを、眼病を、難病を、治すには、一体どうすればよいのだろうか?
いろいろと考え、見聞きもし、じっさいに自分自身で体験したことから言うと、「水をかけながら火を焚くことはできない」という結論。

どのように生活改善を進めていったらよいのかということについてはさまざまな工夫や智恵もあるが、生活改善をしないままどうやりくりするかということになると、各自で工夫をこらすほかないだろう。
一時しのぎの改善ならいろんな方法がある。操体法も一時しのぎの手当て法がないわけではない。そこらを散歩して振り出しに戻ってくる。そんな回復を目指すこともあるだろう。
体を少しずつおかしていく再発を、繰り返さないレベルの回復が目指されることは、まずほとんどないのである。火が燃えたと思ったら水をかける。水をかけて消えたと思ったら何とかして火をおこす。賽の河原の石積みのような作業は、あきらめがつくまで続けられるだろう。

ビールを飲み続けながら冷え性を治すには、一口のビールにじゅうぶんな感謝をすることである。
食べすぎを続けながら胃腸の症状を治すには、一噛み一噛みの食べものに、じゅうぶんな感謝をすることである。
「こんなに少ない量では飲んだことにならない」「こんな少しじゃ食べたことにもならない」と不平不満だらけになっていては、冷え性も胃腸の症状もおさまりようがなかろう。
いつ、どのようにして自分の不満にけりをつけるか。自分のワガママにあきらめをつけるチャンスは、痛み苦しみといった体からの警告の中にこそある。痛みは自然界からの親切なかけ声。そこに耳を貸すか貸さないかはそれぞれの生き方の選択のように思われてならない。
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