動物性脂肪を「ひかえる」野菜を「積極的にとる」=食べる量がどんどん増える |
2012/10/03(Wed)
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なぜだろう。「控える」と「積極的にとる」を同時にやったら、食べる量は増える。「積極的にとる」で一食でも一口でも無理に食べたうえ、「ひかえる」ほうはついつい食べてしまう。実際みているとそうなる。
野菜はもちろん、青魚も旬の果物もつとめて摂る。そこに焼肉やらスイーツやらも従来どおり加わって胃袋が以前より重くならないというなら、そっちのほうがよほど不思議。 明らかに本末転倒の事態である。 食生活を改善するのなら、置き換えが基本。何かを増やすなら何かをけずる。でなければトータルで超過する。「動物性脂肪をひかえる」を具体的にいえば、肉屋に足を運ぶことが減る。肉コーナーに立ち寄ることがめっきりなくなるわけである。 肉は週に一度くらいのぜいたく品となる。肉で腹いっぱいにするのはせいぜい一ヶ月や二ヶ月に一度くらい。肉の記念日くらいで丁度いい。 それでもタマゴや乳製品を摂るのなら動物性の摂り過ぎになるかもしれない。 穀類を全体の半分以上。野菜・海藻・魚あわせて全体の三分の一から二分の一ていど。それでもおかずは多すぎるくらいだ。スイーツやらスナックやらにつきあっている余裕はないと言いたいが、お茶うけにほんの一口二口といったところか。 財布にはずいぶん思いやりのある食生活だが、こうした形式的なことが食生活の改善だとは限らない。食べものの置き換えをやるにつれ、だんだんうすれていくのか。「食べたらいけない」とか「食べなきゃいけない」という意識がうすれ、食べものに執着する気持ちにつきあうのもいい加減バカバカしくなる。「食」に集中していた時間をべつのことにシフトして、次第にほどよい加減に落ち着いてくる。 食生活のことをさほど考えなくてよくなったうえに食の改善が実現している。それではじめて食生活が望ましい方向を向いたといえる。 栄養バランスになどまじめにつきあっていると、頭も内臓も疲れるばかりで体重は少しも減らない。それはむしろ人間にとって当然の話といえる。 スポンサーサイト
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