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あなたは一分当たりに何回だろう?-井伏鱒二は一分当たり15回。太宰治は40回-
2012/10/01(Mon)
メトロノームで実験すると筋肉のゆるみ方が一人一人ちがう。音の速さに反応し、速いほうがゆるむ人、のろいほうがゆるむ人、各人に丁度よい速さがある。本人の好みと筋肉の反応が必ずしも一致するわけではないこともある。
洗面所に立つたびに、二人の文豪は蛇口から落ちる水滴の速さを調整し、こっちがいいあっちがいいと競った。井伏は「ちゃッぽん、ちゃッぽん」で、太宰は「ちゃぽ、ちゃぽ」が丁度だったとあるのだそうだ。

じっさい調べたとき、居合わせた中で一番せっかちなリズムが母で、一番のろい人間なのが私だった。度外れにのろくてメトロノームで間に合わず、きまりわるかった。
ピアノを習った子供時代のことを思い出した。速い曲は気持ちが間に合わなかった。指が間に合わないというだけでなく、音が消えたあとの余韻にいつまでも耳をすませていたい感じがした。学校にもまったくついていけない。授業は何分休憩何分とこまごま区切られては目が回り、前の話から抜け出せず、抜け出したくもないと思われた。
自分なりのついてゆき方はあったのだと思う。「ああでもない、こうでもない」と何日も考え、何年も思い返し、どうでもよくなったような頃に、「あれはこうだった」などと平気で意見を言ったりしてしまう。
しかし意見で人を動かすにはタイミングというものがある。
どんなときに、どんな言葉が力を持つのか。
自分には一生の課題である。

生まれた星により初年運、中年運、晩年運という傾向が見られるのだそうだ。
初年運の場合は三十代までが最高の運気だから若いうちに頑張っておかなければならないという。
晩年運というのは五十代くらいまで苦労の連続で、その後ぐんぐんと勢いづいてゆく。
私の星は、いくつになっても努力した分だけ結果はついてくる。そういうのもあるのだそうだ。
自分のスタートは遅い。遅いが、いつからでも始めれば努力の分だけ報われるというのなら、あきらめもつきそうにない。レースの観客が帰ってみんないなくなってしまってもずうっと、気がつかずにいつまでも走っているというのも、自分の場合はありうるなと思う。
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