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☆理論で飛ぶはずのない飛行機が今日も空を飛ぶ☆
2012/05/05(Sat)
飛行機はなぜ飛ぶか。実は科学で分からない。私たちは科学で飛行機を飛ばしているわけじゃない。科学的に確かと思われる説明の99.9%は仮。不完全。まったく見当外れの可能性も含む。
『99.9パーセントは仮説』というおもしろい本。ときどき読み返す。

99.9が仮説で0.1が事実。100対0.1。つまり千に一つしか事実はない。残り999は仮説の段階にとどまっている。
厳しい見方なのかもしれないが、ひょっとしてまだまだ点数が甘いのかもしれない。

体という小宇宙。そして空に広がる大宇宙のことを、人はどれだけ解明してきたか。
宇宙全体の96%の物質は未知、観測不能という。残りの4%も、そのうち99.9%がプラズマだそうで、これは神秘の世界などと言われる。
100対4。そのさらに99.9対0.1。
100分の4かける100分の0.1で、こちらは千に一つどころか万に4つの事実である。
これでは私たちが知っているはずの物質についても、一体どの程度が分かっているといっていいのかさえ分からなくなってくるではないか。

自分たちの体についてはどうだろう。物質についての理解よりも、物質でできた体の理解のほうが進んでいるとはちょっと考えられなくなる。
こうしたことは別におくとしても、生理学の教科書を開けば、ほとんどどの項目にも「この点については意見がわかれる」「ほとんど解明されていない」「不明である」という記述のオンパレードである。

分かっていることはたくさんあるのだろう。たくさんあるが、たくさんというのと、全体のどのくらいを占めるかというのとでは、意味がちがってくる。分かっていないことのほうが96%で、分かっていることが残り4%だったとしたら、その4%さえもだんだんとあやしくなってくる。そういうことも考えられないだろうか。

生理学の教科書を勉強し始めたころは、おおざっぱな気分で臨んでいた。すでに解明された部分は全体の6割くらい。解明されていないことは残り4割くらい。解明されていないことは、重要ではないからだろう。重要なことなら、もうほとんど分かっている。そんなイメージを、いつの間にか持っていた。「科学の進歩、人類の明るい未来」なんていうキャッチフレーズを朝から晩まで聞かされ続けていれば、しょうがないことだ。
解明されていないことがたとえ96%だろうと99%だろうと、だいじょうぶ、今に解明されるはずのことばかりだから。

しかしどうやらそうではなかった。
単純に物質レベルで考えてみても、体という小宇宙もまた、大宇宙と同様に、未知・測定不能なことが96%を占めているとしても驚くにあたらない。そしてさらに残りの4%のうちの、0.1%くらいのところで、科学も進歩した、医学も進歩したと言っているのかもしれない。
そこに、生命の働きということを加えると、はたしてどういうことになるのか。

医学は解明された部分を100と仮定して成り立つ世界である。今の医学では物質レベルと生命レベルとの解明された部分を100として、迷わず注射をしたり薬を出したりする。だからまったくの見当はずれのことも、当然ありうる。それは覚悟しておかなければならない。

私たちの日常は、解明したことを100とした世界に他ならない。解明されていないこと・不明なことを限りなくゼロに近いものとして、今日も空に飛行機を平気で飛ばしているわけである。
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