損はさせない自然のシステム-自然法則をどこまで信頼できるか-
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2014/01/22(Wed)
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「勝手に体が動いてるの」と、目の前で癒動操体法をする母を見て、好奇心が動いた。以来、毎週たのしく通わせてもらい、やめるきっかけも見つからないまま十数年を過ごしたが、六年前に事故にあい、その分野の専門家の方々から「病院の治療では、もとの体に戻せない」と言い渡されて、ようやく少し目が覚めた。
![]() 健康法 ブログランキングへ ずいぶんうかつで、のんびりした操体法へのアプローチ。それだけ体も鈍く、頭もぼんやりしている。だからあそこで一発ガツンというのがなかったら、あれで自分はおしまい、お陀仏だった。 生きていれば物質面でも気持ちの上でも、何かと損害をこうむる。ひどい目にあったり傷ついたり、それはいろいろとある。「運命のいたずら」とか、「残酷な運命」とかいわれることもあるが、突き詰めていくと、自然である。自然には何一つムダがなく、欠点も弱点もあろうはずはない。そういうのを自然と呼ぶのである。 この体もいずれ使いものにならなくなる。「使いものにならなくなる体」という自然法則に、何か意味はあるのだろうか。久司道夫という人は胎盤になぞらえた。胎児を守り養うのに必要不可欠な胎盤も、じゅうぶんに養い育てる役目をはたした後は枯れ果てて、胎児を外の世界へ送り出す。私たちの精神もまた、じゅうぶんに養われ、体を必要としなくなる時期を迎えると、外の世界へ旅立つときがくる。そのような話だ。 誰にどれだけ説明されても、ほんとかどうかなど証明もできない話だ。しかし何を失っても、たとえどんな目にあったとしても、自然を征服すべき敵とみなさずにいられるか、考えたときに、私の中でいつも浮かんでくるのが「精神の修養」という言葉だ。文句を言ってる場合じゃない、修養させていただくよりほかに道はなかろうと思うのである。 ![]() 操体法講座(グループ実習)のお知らせ 1月の操体法講座(グループ実習)は第二土曜(1月11日)・第三土曜(1月18日)・第四水曜(1月22日)・第四土曜(1月25日)が決定です。(1月23日は未定。お問合せください) ※実習後、希望あれば温泉にご案内する予定。 ※誰でも参加できます。(参加費二千円) ※お問い合わせ電話080(1720)1097(山下) またはメールfukuokasoutaihou☆yahoo.co.jp(☆⇒@に) ※操体法の実習を見学・参加する⇒①②③から選べます。 ①グループ実習(参加費2000円)②ゆったりプライベート実習(二名2500円。三名~2000円) ③じっくり個別実習(3000円) ②と③は日程・時間帯を希望にあわせます。 ※見学・体験受付中。 天神から大牟田線普通電車「高宮」下車徒歩3分。野間四角交差点信号先3つ目のビル。 博多駅から西鉄バス博多郵便局横A乗場(50番)B乗場(65番)CD乗場(64・66・67番)で「野間四角」バス停下車。徒歩1分。 お問い合わせ電話080(1720)1097(山下) またはメールfukuokasoutaihou☆yahoo.co.jp(☆⇒@に) スポンサーサイト
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