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「その一歩」を踏み出す壁の厚さ
2013/02/19(Tue)
「きょうはずいぶん成績いいですね」
できなかった動きもすらすらでき、痛み・ひきつりも消えている。
月一度きっかりで通い始めて二年目の方。これまでになく大きな変化があらわれている。
「冬は一般に硬くなるものですけど、逆ですね」などと話していると、「あれが原因かなあ…」とつぶやかれる。

「先月から寝床の中で、かかとを突き出すのをやってるんです。そんなキチンとやるわけではないけれど、右と左を比べながら、やりやすいほうをゆっくり三回か四回かやってみて、右と左がそろうかどうかを、やってる。気がつくと寝床の中でやっているんですよね」

聞きながら、ああなるほどなあと思う。こういう何気ないような、小さな取り組みが、かつてない変化をもたらす。誰もが一度は経験すること。自力療法の威力おそるべし、だ。
DVD「橋本敬三の世界」のシーンが目に浮かぶ。橋本医師が腰痛の患者さんに、「こんどは自分で取り組んで二週間もたせなさいよ。持たせてみなさいよ」とけしかけている。けしかけられた患者さんは「週に一度が限界です」などと尻込みしたり、「まあでも少しやってみるかな」などと考え込んだり、する。

自分で取り組んでみようと思うまでに何年もかかった私。自分で取り組むだけの理由が見いだせなかった日々。
自力療法の操体法が、ほんとうの自力になるための、「その一歩」を踏み出すのには時間が必要なときもある。そして「一歩」を踏み出してみれば、その収穫は、大きい。
よろこぶTさん。
「きょうはもう一つ、なにかおぼえていきたい」と、うれしそうだ。
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