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年を重ねながら若返る感じ-子供のころのピュアな感覚が息を吹き返す-
2013/02/09(Sat)
各自、自分の体に向き合う体験を積み重ねながら身につけるのが一番ウソがない。
「あれは、ああいう時にいいね」「これは、こういう時に役立つよ」「あっほんと!これはいいよねえ」などと互いに情報交換しながら身につけていく。

自分が心の中で描いていた風景が、講習で展開される。体のことを話し合える場が、ささやかながら、できているのが夢のようだ。一年、二年、三年と参加を続けるうちに、みんなずいぶんたくましくなっていく。
こういう集まりの中で過ごすことが、私の夢であり理想だったのではないか。
大切に、大切に、見守っていきたいと思う。

操体法の愛好家が一人でも増えてくれることは心強い。
自分のようになんにも体のことなど関心を持たなかったのが、操体法の体の動きをおぼえるにつれ、驚きの体験を重ねていって、「からだって、すごいなあ~」「自分の体も、まだまだわからないことばかりだなあ~」とウキウキ感動し、生き返ってくる。感覚がよみがえってくる、年を重ねて若返ってくるっていう感じになってもらうのが、私は何よりもうれしい。
難しいリクツはあとでついてくる。それよりも、息を吹き返した感じ、よみがえる感じ。子供のころの、真新しいピュアな感覚が自分の中から取り戻されてくる感じ。それを体感してもらうだけで、いい。

今年八十歳になる母は、私のたのもしい同志である。操体法歴は私より長く、足掛け24年になる。「ほとんど休まず毎週通った」と胸を張り、腰も曲がってない、内臓にもわるいところはない。何でも好きなものを食べ、五階から地上まで、毎日階段を行き来してヒザも痛くなく、ふつうに暮らしている。見かけが、六十代の終わりごろから変わらないのは大したものだ。家で外で、これまでに何度も転倒したのに、不思議に痛い目にあうことなく過ぎている。師匠によると、操体法を続ければおのずと受け身ができてくるのらしい。半信半疑であるが、母はいつもすんでのところで危険を免れている。見ていて可笑しくなるくらいだ。

操体法は私にとって何物にも代えがたい宝ものであるが、その宝がどのくらいの威力を持つものなのかは、私自身が一生かかって体験してわかるのが一番ウソがない。各自で時間と手間をかけて発掘していって、ほんもののお宝を自分で掘り当てるのが、一番ほんとうのことだ。私がスッカリ忘れた頃にでも、「操体法のおかげで、こんなものが見つかりましたよ」と報告でももらえたら、と願わないことなきにしもあらずだが、本人にわかれば、それでいい。それだけでいいのだと思う。

※2月の公開講習(予約不要)の日程は、土曜日が16日と23日、水曜日が13日と20日です。他の日は予約となります。
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