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外で元気よく走りまわる犬みたいな気持ちで過ごす時間を大切にしたい
2011/08/25(Thu)
高度医療、健康法、節制といろいろあるのだろうけれど、山や海や川に出て太陽を浴び、風にさらされて気持ちよく過ごすのは、心身の健全な働きを支えるベースではなかろうか。
今年の夏は水浴びと日光浴に目がくらんでいる。毎朝よく飽きずに川遊びに出かけている。こんなに元気な夏があったろうかというくらい、夏を楽しんでいる。

朝に水を浴びるのは気持ちがいい。海か川が近所にあれば最高だろう。川はある。昔の人はこの川に入ってよく遊んだと聞くが、今ではヘドロの臭気が漂い、誰も入れない。しょうがないのできれいな川まで車で移動する。魚が泳ぎ、羽黒トンボやオニヤンマが飛び回り、鳥のさえずりが絶えない川辺だ。一時間たらずの水浴びと日光浴が今の自分に考えられる最高のぜいたくである。

川遊びに興じるようになると、どうしても食事の時間がとれない。「さあ出かけよう」というときに、「いやまだ朝ご飯食べてないし」とか、「お昼はどうする」などと考えていては出そびれる。食事は私にとって生活の鎖なのだ。しかし散歩に出かけようと勇んでいる犬に何を言ってもムダである。ご飯がどうのということも大切なのかもしれないが、それでモタモタしていれば、川のせせらぎにつつまれた水浴びも日光浴もあきらめなければなるまい。

「寝食を忘れて」という言葉があるが、食べるだけは食べている。食事が少々後回しになるだけのことである。もしも食糧や水に窮乏する生活だったら、朝から晩まで食べ物のことで頭がいっぱいの生活になるだろう。寝食を忘れるというのもこれまた大変なぜいたくである。
心も体も食べ物という鎖につながれていたら不自由だ。一日三食では身動きがとれなくなる。日中の活動時間に食事をとっていては一日中食べているのと同じようなもの。朝と昼の食事をやめたら、一日の時間の流れがずいぶんゆったりと流れるようになった。疲れて腹ぺこになるから毎日の食事も楽しみである。
体の調整は体の調整でよいのだけれど、外で元気よく走りまわる犬みたいに過ごす時間も生活の中で忘れられてはならない要素だとあらためて思う次第である。

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