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自分の体験してもいないことをどんどん勧める制度
2011/06/22(Wed)
お医者がじっさいガンになって抗がん剤をやって初めてびっくりしたという体験談は少なくない。自分が体験してはじめて「抗がん剤は絶対よくない」と主張し始める。そういうケースもある。お医者がじっさい糖尿病になって、「こうして治りました」などという本もあるようだが、これって全ての話が逆転してはいないだろうか。
お医者は、何一つ体験していないことを、何一つ自分の体でわからないまま、「こうしましょう」「ああしましょう」と勧めるのが仕事である。だからあんなにたくさんの患者さんをさばける。
勧められた通りにしてみたら、どうなるか。これをお医者はほんとうのところは知らない。
お医者がただのふつうの人として、一つ一つの治療を体験したとしたら、どうだろう。同じことを言うのだろうか。勧めるのだろうか。自分が患者の立場になったときには、少し想像してみることにしている。

あなたが自分の体や命を誰かにあずけたいとして(決して誰にもあずけてはならないのだが)、自分の体をないがしろにしている人間に、相談したいと思うだろうか。だからといって、ただただ元気そうな人から「こうすればいい」「ああすればいい」なぜなら「自分によかったから」と言われるのをうのみにすることも気が進まないだろう。
元気そうな人も、何かをかかえていることがある。元気なのはその人の心がけではなく、生来生まれ持ったものにただ支えられているだけかもしれない。体験のない人も、体験のありそうな人も、完全に信用するのは危険な賭けだ。

療術のワザを磨こうとするときには、他人の体の声さえ聞き取れるようになればという気持ちが強くなる。それは当然のことだが、ほんとうに他人の体の声を聞き取ることに集中してゆけば、いずれは自分の体の声のほうも聞き取れるようになるはずである。自分優先と他人優先と、どちらから登っても同じ頂上にたどりつくはずだと私は思っている。

自分の健康だけを追求し、自分の体の声さえ聞き取れるようになればと思った。自分が病気でもないのに、いろんな病気のことを学ぼうという人の気持ちのほうがわからなかった。
しかし、自分のことを追求し続けていくうちに、ある日あるとき急に、周囲の人の体の声が聞こえてくるのである。聞き耳ずきんでスズメや猫の会話が聞こえてくるのと似て、そうなると他人の体のことにも好奇心がわいてくる。自分の体の声を正確に聞き取れるようになると、他人の体の声までがハッキリと恐いくらいに聞き取れてくるようになる。


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