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人間にはよく効くんだけどネズミには効かないんだ…。
2011/01/08(Sat)
「国が決めた手続きをふんでいるから安全だ」という意見と「人間と動物とでは作用がぜんぜん違う」という意見。どちらも専門家の意見だ。
新聞にはネズミで効果があったという記事がよく載るが、自分が薬剤研究の開発者であったら…人間の薬をつくるためには、まず動物に効果のある物質を見つけたりつくったりしなければならない。それが制度というものなのだ。

物質には4つの場合が考えられる。①動物にも人間にも益がない物質。②動物には益があり人間には益がない。③動物には益がないが人間には益がある。④動物にも人間にも益がある。
今の薬剤の開発では動物実験が第一ハードルだから、④のみが認められるというわけだ。しかもおかしなことに、動物実験をクリアーした合成物質のほとんどは認可が下りるという。動物に効く物質は人間にも効くというのが自然界の常識ということなのだろうか…。
ところでこんな説明もある。動物実験をクリアーした段階ですでに開発費用は莫大なものとなっているというのだ。動物実験を合格した後になって、じつは②動物には益があるが、人間には益がない。それどころか人間にとって将来的に何らかのマイナス作用もありうるなどということになっては、企業の経済が成り立つはずもないのだ、と。

「人間と動物とでは、体のはたらきも、薬剤の作用も、ぜんぜん違う」と主張している専門家たちは、動物実験の代用として、人間の細胞を使用することを提案している。これはもうずいぶん昔からある主張で、別に新しいものでもなんでもないが、動物のほうを信じるか、人間の体の一部のほうの反応を信じるか、これは意見が分かれるところだろう。
沖縄出身の方で、赤ちゃんのころに人間の目薬をさすべきところを、まちがって動物用の目薬を使われて失明なさったという実体験もある。日常生活のあらゆる面で化学物質がどんどん送り込まれてくるが、安全性については動物実験合格をアリバイにしているにすぎない。そこ一つがこわれれば、安全性には何の根拠もないのである。ここは一人ひとりが自分の体や命のことを考えてじっくり判断し、自分で対策をとれるいくつかの選択肢も含めて行動方針を決めたいものだと思う。
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