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生きものとしての私の体の基礎をつくっているものは
2009/05/22(Fri)
生きものとしてのわたしの体の基礎をつくっているのは、[   ]である。

今からおよそ三十八億年まえ、地上にあらわれたばかりの生きものには骨格などなく、それから二十八億年ほど経過しても、生きものは骨格なしで暮らしていたとされる。生きものが爆発的に多様化したのは今から六億年前のことで、そのときに骨をよろいとして身にまとう、外骨格の生きものがあらわれた。生きものがあらわれてから、すでに三十二億年もの歳月が流れている。

骨格を持つ生きものは体の外を覆う外骨格の生物と、体の内部を骨と筋肉とで組み立てている内骨格の生きものとに分かれている。
背骨を持っているか持っていないかで、無セキツイ動物と、セキツイ動物といった区別もできる。
セキツイ動物は脳と脊髄の区別がハッキリしていて、体の内部の骨格も発達をしているのだと、生物の教科書に書いてある。
骨がからだをつくり、また筋肉(骨格筋)がからだをつくり、支えている。骨と筋肉とが手に手をとって協調しあうことで、動いて活動している。そういう生きものなのだ、わたしというのは。

「人類は骨格を基礎体形とする生物である」という一文に引っかかった。『誰にもわかる操体法の医学』のページの中で見つけ、ナットクしたいと思った。生きものの登場から「背骨」を獲得するまでの流れまでイメージが及ぶにいたってはじめて、「人類は骨格を基礎形体とする」という一文にナットクがいくように思われたのだった。
ここであらためて、内骨格(背骨)にたよらずに生きているものたちの動きを、思う。
きゅっと縮んだり、すらーっと伸びたりする、イカの足。呼吸のたびに丸い傘を開いたり閉じたりさせながら海中にただようクラゲたち。そして外骨格のエビやカニが歩く様子や甲虫たちのいかつい動き。
それから背骨を得た魚たちや両生類、ハ虫類の動き。いつも体にぬくもりを宿す鳥たち、そして哺乳類の動き、人間のさまざまな、動き。

人類は、骨格を基礎体形とする動物である。
解剖学で、筋肉の名称や骨の名称をこまかに暗記し、内臓や主な血管と神経の名称をおぼえるのも大切なことなのだろうが、それは生きたイカを知るために「スルメの研究」が、生きたカツオの生態を知るのに「カツオブシもしくは花カツオを研究」がなされたようなものだったとの指摘もある。
生きて動くことが、その本質である人間のからだについては、「静」と「動」の両面において「生理学、病理学、さらに進んで治療学が研究されなければならない」という指摘が「日本医事新報」に掲載されてから、すでに半世紀以上の時が過ぎ去った。
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