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やってきたこと全て肥やしにして今の自分
2015/02/06(Fri)

「どうしてこうも自分は」と思うところもあるが、
やってきたことは全部、
操体法の肥やし位には、なったのではないか。

当時のことを思い出すたびに、
「自分の手の仕事が、
今ようやっと、自分にも身につき始めているのではないか」
と感じられることが、ある。

道具のいらない、手の仕事。
自分に最後に残ったのは、そういうものだったかもなあと、
今となっては思われる。(了)

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自分に残った、最後の一つ
2015/02/06(Fri)

当時、大学卒業を前にしていた私は、
「自分には何もない」という事実に、うちのめされた。

操体法と親しんで、十年も過ぎたころ、
「自分に残っているのは、操体法くらいしか、ない」と思った。

子供時代にやった音楽も、受験の手段にすぎなかった油画も、
先の発展がなく、
文学も、山歩きも、結局のところ、
私の中に根付くことはなかった。(続7)

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自分の世界、自分の宇宙をつくりあげる
2015/02/05(Thu)

大学最後の夏休み、ほんの数日滞在するつもりが、
ずるずると日が延びて、立ち去り難くなった。
しかし結局、わたしはここにいる資格を持たないのだった。

どれだけ親しくさせてもらっても、
当時の自分には、語るべき自分の世界が、何もなかった。
薄い板一枚で区切られた、彼らそれぞれの世界。
それをのぞかせてもらうことは、楽しいと同時に、
つらいことでもある。(続5)

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それぞれの宇宙-アトリエ-
2015/02/05(Thu)

稼働し続けている部屋の息づかいが、伝わってくる。
そういうのをまさに、アトリエというのだろう。

彼らは時折、アトリエに招き入れてくれるのだが、
とんでもないヘマをやらかしそうで、
始終ヒヤヒヤした。

自分の世界のことを、生き生きと語る彼らの話に、
わたしの胸はときめく。
家族のように生活を共有しながらも、
壁一枚の区切りの向こうに、
それぞれの世界が生きているというのが、
素晴らしいことのように思われた。(続4)

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居心地のよい部屋-片づきすぎでもなく乱雑でもなく-
2015/02/04(Wed)

それぞれに、こじんまりした個室を持ち、
各自の部屋に、必要な道具がスタンバイしている。

工芸の部屋には、手入れの行き届いた刃物がそろい、
機織りの部屋には、糸が何本も張られた織り機が、
何かの楽器のように構えている。
表具師の部屋には和紙や竹ヒゴ、和裁の部屋には和裁の道具が、

片付きすぎでもなく、かといって乱雑でもない、
未完の作品などが、作りかけのままで横たわっている。(続3)

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手仕事のある暮らし
2015/02/04(Wed)

手仕事をする人たちが協力しあいながらの、
共同生活である。
染めと機織りをする人、
和紙のインテリアづくりや表装をする人、工芸をする人、
和裁する人、野菜づくりをする人。

冬になると、雪に閉ざされるので、
冬ごもりの間に何かしら取り組むものを、
それぞれが持っている、という意味もあったらしい。(続2)

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自然のふところに抱かれた暮らしがあった
2015/02/03(Tue)

都会から過疎地に移住した方のところに、
縁あって、しばらく滞在したことがある。
電気は届いているが、
照明さえも西日のような暖かさがあり、
自然に即した暮らしが、営まれていた。

旧式の便所が外にあって、
夜半に用をたしに行くと、
沈まないままの夕日のように、
裸電球が灯っていて、見張り番をしてくれる。(続1)

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わたしにはなにもない-共有できる世界と共有できない世界-
2015/02/02(Mon)

「わたしには、何もない」
どんなに詳しく話を聞いても、どんなに一緒に過ごしても、
誰かと共有できる世界とはべつに、
誰にも共有することのできない世界を、
彼ら一人一人がだいじに持っている。

本人にしかわからない、誰にもついていけない領域。
それを、孤立の苦しみにするのではなく、
だいじに積み上げ、磨き上げて、
自分の世界とすることも、できる。

当時の私には、
そういう作業が、まるで欠けていたのだと思う。(続6)

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この世の憂さを捨てにゆくところ-山と温泉-
2015/01/06(Tue)

わざわざ遠くに出かけなくても、
いいものが身近に、ある。
そう気がつくまでに、ずいぶんの年月が必要だった。

いつかは行けなくなる場所もあり、
一度きりしか行けない場所もある。
しかしどこにも行けないということは滅多にない。
探せば、行ける所はある。

時間が空けば、山もしくは温泉という選択肢が、
自分にはある。
思いつきでパッと出かけて、サッと戻ることも、できる。
「この二つがなかったら、どこでどう過ごしていいのやら」
と思われることも、ある。

この世の憂さを野山に棄て、湯に融かし、
身も心も軽くしておくに越したことはない。
少し時間がかかって不便なやり方かもしれないが、
むずかしいことは、どこにもない。

ありがたいと思う。(了)

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いいものは、いい-遠くにあろうと近くにあろうと-
2015/01/06(Tue)

身近にあるものは、身近にあるという理由だけで、
つまらないと、思っていた。しかし事情により、
山に出かけることができなくなった。

スッカリあきらめた時期もあったが、
丸一日がかりとか、泊まりがけはできなくても、
ちょっと出かけてすぐ帰るというのだったら、
できるかもしれない。

「やれることを、やったほうが、いい」
そう思って、身近な山に出かけて行った。(続4)

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いいものを、いいものと気がつかない
2015/01/05(Mon)

近所に立派なかけ流し温泉があることは、
人に教わってはじめて知った。
いい山がすぐ近所にあることも、
教えてもらうまで気づかなかった。

教えてもらってすぐに、
いいと気づいたわけではない。

遠い山のほうが、いいように思われ、
雑誌に取り沙汰される山のほうが、
すぐれているように思われ、

あこがれと期待で遠方へ出かけては、
満足を、した。(続3)

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遠いところにあこがれて、評判に期待する
2015/01/05(Mon)

街の中、住宅街に、
正真正銘、天然のかけ流しが、ある。

県外まで車を走らせていた頃は、
すぐ近所に、いい湯があることなど、
思いもよらなかった。

遠くにあこがれを持ち、評判に期待をして、
出かけてゆくのである。(続2)

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身近によいものを見つける-街中に、天然かけ流しの湯が待っている-
2015/01/04(Sun)

昨年末はおだやかな日和だったが、年が明けると冷えた。
吹雪いたうえ、雷が鳴ったりした。
路面の状態に不安が残り、山に出かけられない。
昼か夕方かもわからないような、どんよりした空を、
眺めてばかりもつまらない。

「もう温泉しかないか」
思いついて、出かけることにする。
車で10分もゆくと、温泉が待っている。(続1)

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生まれたての太陽に、さりげなくあいさつする
2014/01/01(Wed)
元日ほど太陽が求められる日もない。セットしたアラームの前に目が覚めて、どうするか考えた。初日の出登山というのをやったことがない。やりたいと思いながら、いざ「そのとき」になると、自分の「そのとき」と一致することがなかった。今朝もまた、「どうしようかな」と思いながら体を調整するうちに、初日の出登山をやりたいという気持ちもとくにないと気がついた。


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明るくなるのを待って近所の川辺に出かけていくと、もう橋の上に若い女の子たちがシャッターチャンスを待っている。東の空は灰色の雲でよどんでいるが、だんだんと色彩と輝きに充たされていく。「あ、チョー感動!」という声があがり、生まれたての朝日がきれぎれの姿を見せる。黄味がかったあの赤い天体が、すべての人の心を満たしてくれる。たちこめた雲のところどころから、光のシャワーが一気に吐き出される。

毎朝元気いっぱいのご老人であふれかえるウォーキングコースも、今日ばかりは静まり返っている。ふだん鍛えた足腰で、ご家族みんなで初詣で、初売りにと、忙しくしておられるだろうか。笑い、談話しておられるだろうかと思う。いつもと変わりなく、だまってジョギングをしている人が、顔をあげ、朝日をちらっと振り返る。
とくにかしこまることもなく、気取ることもない。今年も無事息災に新しい年を迎えられたことを、心から感謝する。


明けましておめでとうございます。お正月いかがお過ごしでしょうか。
本年もよろしくお願いいたします。

2014年元旦
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旅に出て旅から戻る。あらたな日常の回復が始まる。
2012/02/14(Tue)
どんなにダメな日常でも、どんなに改善したいと望んでも、慣れた日常からこの身を引きはがされるのは何よりもつらい。生活の改善に痛みがともなうのも当然である。

出不精で旅が嫌い。公共の交通機関が苦手。そんな自分が県外の山歩きに出かけることを三年ほど続けた時期がある。
旅だちを決心した瞬間から出かけるまでのあいだ、ゆううつで苦痛で後悔ばかり。旅はしがみつきが重症になるほど苦痛をともなう。フジツボやイソギンチャクが岩から引きはがされるように、くずれたり傷ついたりもする。苦痛なのはむしろ当たり前。それを自分の手でやろうというのだから大変である。
やめたければやめればいい。しかし実際に取りやめたことは数えるほどもない。

自分を変えたい、少しずつよくしていきたいとどんなに望んでも、ダメな自分のことをダメなところまで全てにこだわりを持ち、しがみついている。
旅を体験するごとに、そのことを思い知る。
旅好きの人で、気楽に旅をしているように見えても実はそうでないことも少なくない。
「出かける前には何もかもきちんと整理する。人が立ち入るような事態のときに備える」。
そういう話をうかがうこともある。
現地に到着できるのか。自分の部屋にまた戻ってこれるのか。
ぜったいの保証はどこにもない。

旅がきらいな私でも、旅慣れることはできる。
以前ほど出かけることはなくなったが、それでも年に何度かは出かけて宿泊する。
出かけると決まった途端に後悔とゆううつとが襲ってくる。難儀である。しかし手はずは整ってゆく。出発の三日前には出かける準備と部屋の片づけが始まる。出発の前夜には寝ないことも多い。「もしも」の時のことがきちんとできるまで寝ることはしない。
出かける前には飯を炊き、持ってゆく。旅では空腹を感じないので持参分で二、三日は過ごせる。
不安のピークは出かける数時間まえ。しかし出かけた瞬間から不安はぴたりおさまる。
後ろのことは全て終わらせた。もう前だけ見ていればいいのであるから気楽なことこのうえない。このまま帰らなくてもいいぞというくらいの勢い。

旅では体がよく動く。計画にこだわりもしないが、気づけばほぼ計画どおりに動いている。計画をなぞって実行するのではない。予想が案外はずれていなかった場合は、旅の現場で無理のない選択をするたびに、計画の流れにほぼ一致してゆくものである。
そのうち想定外も混じってくる。だんだんどうでもよくなってくる。部屋に帰りつけそうならば、あとは何が起きても構わないというように、妙に大胆になってくる。刺激に反応する自分と出会う。それも旅のおもしろさだ。

旅から日常に戻り、しばらくすると、フジツボだかイソギンチャクだかが、元の場所からちょっとだけ離れた、新しい岩場を見つけて傷口を再生しつつ、根をおろしていく。散らかり放題だった日常生活も秩序が取り戻されている。改変もスムーズに受け入れられ、組み込まれてゆく。
元の木阿弥に戻ることも多いが、旅と日常とのあいだを行き来することの中から改善されることも多い。旅には体力的、経済的負担がかならずともなうから少々の傷は避けられない。旅から戻るというのは、あらたな日常、あらたな再生の始まりであり、回復への道のりでもある。
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春の山がふところを開くとき
2011/04/25(Mon)
一年に一度だけ訪れる谷間がある。あたたかな日差しを浴びた草の中に横たわっていると、トカゲが草をかき鳴らし、ヘビが尻尾を引きずって通りすぎてゆく。みな、静かに平和にこうして日々を過ごしていたいだけなのだと思う。今では姿を見るのもまれになった金色のミツバチが、かすかな羽音をよこす。
人の出入りする痕跡はなく、たまたま見つけた自分だけの場所。そこで私は年に一度だけゼンマイを採る。

ゼンマイの谷とでもいうべきこの場所は日当たりのよい斜面が連なって、その斜面の土の中からいくつもの力づよい握りこぶしが向かいあったり重なりあったりして株をつくっている。ゼンマイたちはこのような場所が好きなのだなと思う。このゼンマイたちはもう何世代目であろうか。どれだけの歳月をここで過ごしてきたのだろうかと思う。ゼンマイになった気分で一歩一歩、足の置き場をえらびながら斜面をのぼり下りする。山が、少しだけふところを開いて秘密を私にだけ語ってくれているような気がする。そしてそれが私には一番うれしいことなのだ。

このまるまるとしてゼンマイたちを目にしていると、つい手が伸びる。一株から一本か二本ずつ。力のありあまったような強い株からいただく。日当たりのよくないところにも素晴らしい株がある。一日にいくばくか差してくる日の光をこつこつと拾い集めてきたような、太くて立派なうずまきがにょきにょきと突き出ている。数年おきにしか出せない成果かもしれないと思いながら、私自身の心が痛まないくらいに折り取る。それがこの谷と私との関係をくずさないための、おきてだ。私のほうがこの約束をやぶらない限り、この関係は永遠にくずれない。もちろん、自然の手のひらの中で、このうつくしい谷が握りつぶされることも私は受け入れよう。しかしたとえそんなときも、私の心の中で、山との関係は永遠だ。
この谷のゼンマイを初めて目にしたとき、自分の胸の鼓動がいやらしく高鳴ったのを私はおぼえている。大金でも拾ったかのような、どぎつい鼓動がほんとうにイヤだった。しかしいつしかそのようなことからも解放され、この谷の、深く静かなうずまきたちの沈黙の中に、引き込まれている。時折、手が伸びて軽快な音とともに、うずまきの子供が私に身をゆだねる。この平和な谷からこの子たちを連れ出すのも、いつかはイヤになってすっかりやめてしまう日も来るかもしれない。そう思いながら、山の赦しの象徴として、この恵みを自分の住む薄汚れた街へ持ち帰る。

操体法をやってゆくと、人間は自然破壊をしなくなる。いや、できなくなるだろうと思う。自分の母親に平気な気持ちで刃物を向けることができないのと同様に、人類の母である自然に刃を向けることは、自分自身の身を刃物で切り裂くことなのだから、そこには必ず痛みが伴う。それに気づくか気づかないか、それはリクツではない。感覚による具体的な体験なのだ。
そのようなことを考えるともなしに考えるうち、深い感動に全身全霊が満たされていく。
私が提供したいのは操体法のノウハウではない。ノウハウがほしい人が来るのもべつにかまわないけれど、本当に知らせたいのは、操体法をも超えた、この奇跡的に深い、この感動なのだと思う。
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音も凍てつく沈黙の大滝
2011/01/19(Wed)
冬になると姿を現わす滝をあなたはもう見たろうか。切り立った岸壁からしたたり落ちる細々とした流れがツララとなってたくわえられ、幾重にも連なり、重なって、見事な大瀑布を壁一面につくりあげるのだ。

静まりかえった山の中。決して音を立てることもなく、決して流れることもない大滝のすぐそばにまで歩み寄り、見上げてみると、白くむき出しになった何百、何千という長い牙がこちらに切っ先を向けてくる。隙あらばいつでも突き立ててやる。沈黙の滝からそんな緊迫感が伝わってくる。

春も間近な晴れた日に、凍った滝が崩れ落ちる音を遠くから聞いたことがある。滝を見に来た人らが聞きつけて、「早く行かないと全部くずれてなくなってしまう」とあわてて足を早める姿が妙におかしくてならなかった。透き通った鐘の音のような、きゃしゃなような音もあり、みっともなくひしゃげる音もあり、滝がバラバラになってこぼれ落ちていくさまを、私は心の中に思い描いていた。

今年は足の調子をこれ以上くずしたくないので見に行かないと決めたが、毎日通う山の駐車場の近くに思わぬ造形が出現したのを目撃した。そこは勢いよく噴水の上がる、日本庭園風の池の周辺で、遠くから見れば白く巨大な正体不明の、ひと塊りになったものが見える。近づいてゆくと、池のまわりの植栽に吹きかかるしぶきが氷となってたくわえられ、鍾乳石のさまざまな造形が出現しているのである。小高い木の幹の連なりに氷のカーテンが広がり、あるいはテーブル状に丸く広がって、大小のつららがすそ飾りのように垂れ下がっている。そこにまた、あらたなつららが厚く幾重にも壁をつくり、ちらちらと複雑に輝く光を宿している。大粒の玉砂利が透明な半円のカプセルとなって地面を覆い尽くし、ひょろ長い葉が地面にのたうちまわっているのが白い蛇の複雑な絡まりあいのように見える。噴水の水は空を目がけて伸びてゆく。そこを絶えず寒風がびゅうと横殴りに吹き飛ばす。氷の庭園を養うスプリンクラーさながらの光景である。
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とっても具合のよくない日には外に出て山に入る
2010/12/03(Fri)
雨の音に包まれて山道を一人歩く。うつむき加減の私の目には地面の石ころや落ち葉や枯れた小枝などが飛び込んで来ては通り過ぎてゆく。林の中は薄暗く、昼間というのに夕まぐれの湿っぽさが漂っている。土のにおいがどことなくかび臭い。私の踏み敷くこの地面では、木の葉や虫や小鳥たちが力尽きて身を投げ出して、そこでほっと息を引き取って、そのまま互いに折り重なってゆっくりと朽ちて土になる。土は死の床であるとともに、新しい芽吹きや生きているものの生活の場。生と死とが混然一体となって繰り返されている生きものたちの日常に身をおいてはじめて私は安堵するのだ。打ち捨てられた塵あくた、割れた瓦さえ、長い年月にさらされた岩や石の持つふうあいを帯びてこの風景に溶け込んでいる。

私の山歩きはこういうものだ。「わ、山に行かれるんですか」と声をかけられ、アニメの主人公ハイジのように歓声をあげながら山を駆け回る姿を期待されると少々困惑する。もちろんそういう気分もないわけではないのだけれど、今日のような冬の雨降りの日に山に向かうのは、さすがの自分もなかなか気が進まないものなのだ。身も心も重くて重くていたたまれない朝というのが私にはある。今朝はそんな朝だったからなんとしてでも自分を山に連れていかなければならなかった。自分をだましだましするようにして、街からそっと引きぬいて山へ連れ出す。車から降りるとぼうとしたまま歩み出す。こんな朝は歩みの幅が、右足がまちがって左足を踏みやしないかというくらい、そのくらいのほんとうのよちよち歩きである。途中で気が変わっていつどこに引き返そうとするかわからない、そのくらい、我ながら心もとない状態である。

それでも山道をたどっていくにつれ、放心もしくは失神のようなところから少しずつ覚めてくる。鳥の声が時折、雨だれの音を切り裂いて通り過ぎてゆく。暗い林を抜け、あたりがぽっかり明るくなってふと見上げると、そこには木々の赤や緑や黄色のあざやかな色の連なりが立ちはだかっている。晴れた日の山の風景などは案外つまらないもので、遠くも近くも同じにくっきりとして、一枚のスクリーンに貼りついたように平べったく見える。しかし降りしきる雨が白くやわらかな光ベールを広げ、山も私もいっしょに抱きかかえてすっぽり包み込むときの、あの一体感と壮大な救いのような心地はどうだろう。感動という言葉に置き換えるには味気なく、その場に身を置いた者でなければどう説明してもわからないようなものだ。
ああ、と胸をうたれたままたたずんでいる。気持ちのすぐれないときにこそ這ってでもここに来ずばなるまいとそう思うのだ。体が弱ったからといってコンクリの箱に身を押しこむようにして過ごしていては、たとえどんな人々の、どれだけあたたかな心配りと心遣いに恵まれようとも、自然との一体感から得られる、この身も心もふるえるような感動とはほど遠いのだ。冷たい地面に身を横たえて最期を迎える鳥たちや虫たちのことを、私はかわいそうとは思わない。同様に私自身、冷たい地面に横たわり、一人で最期を迎えることがあろうとも、それをみじめとも不幸とも思うまい。
帰り道、私の足取りはしっかりとして、力強い歩みを繰り出している。自然はいつも私の中にあり、私を裏切ることはない。それを再確認するためにも、きつい時ほど山に行く。
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